モンテネグロで「怠け者選手権」 今年は記録的なだらしなさに?

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 モンテネグロ北部の保養地のブレズナ村では、『最も怠惰な市民』を決める競争が毎年開催されている。どれだけ寝そべった状態で過ごせるかを競うが、今年は複数の競技者がこれまでの記録を大幅に更新。9月12日時点で戦いはまだ続いており、異例の長期戦となっている。

◆横になってダラダラ 記録大幅更新中
 ロイターによれば、このコンテストでは立ったり座ったりすることは違反となり、即失格となる。出場者には8時間ごとに10分間のトイレ休憩が与えられるが、それ以外は寝そべっていなければならない。ただし、競技中は読書や携帯電話、ノートパソコンの使用は認められており、とにかくダラダラ横になって過ごし、ライバルの脱落を待つことが求められる。

マットレスの上でダラダラ過ごす参加者たちの様子

 今年は21人のエントリーがあったが、9月7日の時点で7人が昨年の記録の117時間を大幅に上回る20日目に突入している。米ヤフー・ニュースの公式ツイッターによれば、9月12日時点で24日目を迎えており、その後の発表もないことから、まだ決着はついていないようだ。

Text by 山川 真智子