ダイアナ妃、死の2年前に事故死を予測 死後6年金庫に眠っていた「ミシュコン・ノート」

Herman Knippertz / AP Photo

 ダイアナ妃の死亡から四半世紀が経った今年、ショッキングな事実が再び注目を集めている。イギリスで放送された新作ドキュメンタリーにおいて、彼女の命を奪った自動車事故は2年前から予測されていたという、知られざる説が取り上げられた。

◆暗殺への恐怖、顧問弁護士との会見で打ち明けていた
 問題の番組は大手ビデオ配信サービスのディスカバリー・プラスが製作したドキュメンタリー・シリーズ『The Diana Investigations(原題)』だ。8月18日のアメリカでの放映に続き、イギリス公共放送のチャンネル4にて8月21日に放送された。ここに登場する「ミシュコン・ノート」なる一片のメモが話題を集めている。

 英インデペンデント紙(8月22日)はミシュコン・ノートについて、死の2年前にあたる1995年、ダイアナ妃が当時の顧問弁護士だったヴィクター・ミシュコンという男性が取ったメモだと説明している。ミシュコン氏がダイアナ妃本人に面会した際、ダイアナ妃はある関係筋から得た情報として、96年4月までに「彼女を抹消する」試みが行われると告げたという。それは自動車事故という形をとり、命を奪うか容姿が「不均衡」に見えるほどの大怪我を負わせるとダイアナ妃は考えていた。

 英ミラー紙(8月21日)は、メモには「ブレーキの故障が仕組まれるなど、彼女の車にまつわる何らかの事故」のターゲットになると記されていたと報じ、詳細の一致から「不気味なメモ」であると述べている。

Text by 青葉やまと