「想像以上!」コンビニ飯の虜になる五輪海外レポーターたち 砂肝、サンドイッチ、コーヒー……

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 アスリートたちの活躍が続く東京オリンピックだが、取材で来日した海外記者たちを驚かせているものがもう一つある。桁外れに発展した日本のコンビニ・カルチャーだ。海外のコンビニでは見られない魅惑のフード類が、記者たちの胃袋をつかんで放さない。

◆充実のおつまみ、挽きたてのコーヒー
 オリンピックの取材で東京を訪れたニューヨーク・タイムズ紙のアンドリュー・ケー記者は、「(日本の)コンビニには食の世界がある」と述べ、充実のコンビニフードに目を見張る。お気に入りはローソンで手に入れた、なんこつの唐揚げと砂肝のグリルだったようだ。ほかに「コンビニの棚からゲットして、ノーマル・レベルか、多くの場合はそれ以上の喜びをもたらしてくれたもの」として、半熟たまご、麻婆豆腐、フライドポテト、冷製コーンポタージュ、ツナとたまごのサンドイッチ、トンカツなどをずらりと列挙している。どれも日本のコンビニで見かけるごく普通のスナックだが、初めて食べるとそのレベルの高さに驚くようだ。

 カナダ公共放送CBCのデヴィン・ヘロー記者は東京のホテルに着いて間もなくツイッターに、ホテル1階のセブン-イレブンの写真を上げ、「ここに時間とお金をつぎ込むことになる予感が」と投稿。カフェインが大好きな同記者のお気に入りは、カップに入ったアイスラテだったようだ。大量のラテが並ぶ商品棚を動画に収め、「セブン-イレブンのアイスコーヒー天国」と紹介している。コンビニではお馴染みのレジ横のコーヒーマシンも新鮮だったようで、「すごくいい。これはいい。カフェイン!」と感動した様子だ。

Text by 青葉やまと