ヴィーガンチョコ、フランスに根付く? 高まる菜食志向、パリ老舗が開発

カシスチョコレート©Thomas Dhellemmes

 ベジタリアンの割合が高いとは言えないフランスでも、近年「菜食」への抵抗は減ってきたように見える。そんななか、新たにリリースされるヴィーガンチョコレートの行方が注目される。

◆フランスのベジタリアンとヴィーガン
 ベジタリアンには、乳製品や卵をOKとするか否かなどで複数の種類がある。ヴィーガンとは、食事に関していえば動物性のものを一切受けつけない完全菜食主義者であり、食事以外にも、動物を搾取しない生活を目指す人を指す。ここでは広い意味での菜食主義をベジタリアン、完全菜食主義をヴィーガンと呼ぶことにする。

 BFMビジネスによれば、「フランス人の約5%がベジタリアンあるいはヴィーガン」とみなされる。これはイギリス(7~11%)やドイツ(9%)よりも低い割合だが、そのフランスでも、野菜消費量は増加傾向にある。実際、59%のフランス人は、週に一度ベジタリアンメニューを採ることに賛成しており、とくに都市部住民は67%が賛成と、その割合はさらに高い。

Text by 冠ゆき

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