「人生捧げ、美しかった」「伝説よ、さようなら」イチローに米球界が贈った言葉

Eugene Hoshiko / AP Photo

 オリックス・ブルーウェーブに入団した1992年から、2001年の渡米とメジャーリーグへの移籍、そして2019年3月の引退まで、通算28年間、日本とアメリカのプロ野球でプレーし続けてきたイチロー。50歳まで現役でプレーすることを希望していた彼だが、今年3月21日、東京ドームで行われたシアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスのゲーム終了後、45歳でついに球界引退を宣言した。

 日本では国民的ヒーローとして扱われているイチローだが、2001年から19年間プレーしたアメリカでも彼の引退を惜しむ声は多い。アメリカで彼がどのように思われ、彼の引退がどのように惜しまれているのか、球界の声を振り返ってみよう。
 
◆在籍した球団とチームメートの反応
 イチローは2012年7月に長年親しんだシアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキースに移籍。2015年にマイアミ・マーリンズに移籍するまで在籍していた。

 ニューヨーク・ヤンキースのゼネラルマネージャー、ブライアン・キャッシュマン氏は「イチロー・スズキは世界中が目撃した最も偉大な野球選手のうちの一人だ。彼は人生のすべてを野球に捧げ、自分のスキルを磨き、完璧に仕上げてきた。彼と野球の関係は美しいものだった。球団として、彼が私たちのチームの一員だったと言えることは幸運であり、我々は彼の非常に素晴らしいキャリアを祝福する」と述べた(AP通信、3月21日付)。

Text by 相馬佳