映画『007』を観るおすすめの順番は?歴代作品や歴代ボンドを一覧で紹介
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映画『007』シリーズは、1962年に1作目が公開されてから現在に至るまで、長きに渡ってファンを楽しませてきた人気映画だ。しかし、60年以上の歴史があるがゆえに作品数が多く、どの作品から視聴したらいいのか迷いやすい。そこで今回は、『007』シリーズを視聴するおすすめの順番と、歴代の作品や主人公ボンドを演じた俳優を一覧で紹介する。
目次
映画『007(ダブルオーセブン)』シリーズとは?
『007(ダブルオーセブン)』シリーズとは、イアン・フレミング氏の小説が元になった映画作品である。007とは英国情報局秘密情報部(MI6)に所属するスパイのコードネームだ。番号は001から009まであるが、その中でも007はエリートのスパイに与えられる栄誉あるコードネームである。本シリーズでは、主人公のジェームズ・ボンドがMI6の「007」を名乗っている。
シリーズ最初の映画は1962年に公開された『007は殺しの番号』であり、2023年4月時点の最新作は、2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』である。
『007』シリーズ おすすめの観る順番
007のシリーズは、長く続いているため作品数が非常に多い。そのため、どの作品から観ればいいのか悩む人は少なくない。結論を言えば、007シリーズは続きものではないため、どの作品から観ても楽しめる。とはいえ、全作品を視聴するつもりなら観る順番を決める必要がある。そこで、ここではおすすめの視聴順を3種類紹介する。
公開順通りに観る
1番スタンダードなのは、やはり公開順通りに観ることだ。作品の時系列が公開順になっているため、007シリーズの歴史を感じたい人は公開順通りに観ることをおすすめする。
好きな俳優の作品から観る
007シリーズの主人公、ジェームズ・ボンドはこれまで6人の俳優が演じている。好きな俳優や、各俳優が演じる好みのボンドから観るのもおすすめだ。
最新「ダニエル・クレイグ」シリーズを順番に観る
映画に迫力や技術を求める人は、アクション技術や映画の制作技術が上がった最新シリーズから観るといいだろう。最新技術により、迫力のある映像が楽しめる。ただし、2021年公開の最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』だけをみてもストーリーが掴みにくいため、最新『ダニエル・クレイグ』シリーズの1作目『カジノ・ロワイヤル』から順番に観るのがおすすめだ。
『007』シリーズ 歴代作品一覧
007シリーズは1962年に始まり、2023年4月時点で全25作品が公開されている。どの作品が何作目で、いつ公開されたのか。歴代作品を公開順に知りたい人や、シリーズを公開順に観たい人は、この一覧をチェックするとよいだろう。
No | タイトル | 公開年 |
1作目 | 007 ドクター・ノオ | 1962年 |
2作目 | 007 ロシアより愛をこめて | 1963年 |
3作目 | 007/ゴールドフィンガー | 1964年 |
4作目 | 007/サンダーボール作戦 | 1965年 |
5作目 | 007は二度死ぬ | 1967年 |
6作目 | 女王陛下の007 | 1969年 |
7作目 | 007/ダイヤモンドは永遠に | 1971年 |
8作目 | 007/死ぬのは奴らだ | 1973年 |
9作目 | 007/黄金銃を持つ男 | 1974年 |
10作目 | 007/私を愛したスパイ | 1977年 |
11作目 | 007/ムーンレイカー | 1979年 |
12作目 | 007/ユア・アイズ・オンリー | 1981年 |
13作目 | 007/オクトパシー | 1983年 |
14作目 | 007/美しき獲物たち | 1985年 |
15作目 | 007/リビング・デイライツ | 1987年 |
16作目 | 007/消されたライセンス | 1989年 |
17作目 | 007 ゴールデンアイ | 1995年 |
18作目 | 007 トゥモロー・ネバー・ダイ | 1997年 |
19作目 | 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ | 1999年 |
20作目 | 007 ダイ・アナザー・デイ | 2002年 |
21作目 | 007 カジノ・ロワイヤル | 2006年 |
22作目 | 007 慰めの報酬 | 2008年 |
23作目 | 007 スカイフォール | 2012年 |
24作目 | 007 スペクター | 2015年 |
25作目 | 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ | 2021年 |
『007』シリーズ ボンド役の歴代俳優
007シリーズの主人公、ジェームズ・ボンドは、1962年公開の『007/ ドクター・ノオ』から2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』までの間に、合計6人の俳優が演じている。それでは、それぞれの俳優が演じた歴代ボンドは、どの作品に登場していたのか?好きな俳優順に作品を楽しみたい人は、ここで出演作品を確認して欲しい。
1代目ボンド役「ショーン・コネリー」
1代目ボンドを演じたのは、ショーン・コネリーだ。代表的な出演作品として『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』がある。俳優業だけではなく、プロデューサーとしても活動した。2006年には俳優業の引退宣言をし、2020年に90歳で亡くなった。
1作目 | 007 ドクター・ノオ |
2作目 | 007 ロシアより愛をこめて |
3作目 | 007/ゴールドフィンガー |
4作目 | 007/サンダーボール作戦 |
5作目 | 007は二度死ぬ |
7作目 | 007/ダイヤモンドは永遠に |
2代目ボンド役「ジョージ・レーゼンビー」
2代目のボンドを演じたのはジョージ・レーゼンビーだ。オーストラリア出身で、歴代ボンド役の中では唯一の、ヨーロッパ人ではない俳優である。もともとはセールスマンをしており、モデルを経て俳優としてボンド役に抜擢された。
6作目 | 女王陛下の007 |
3代目ボンド役「ロジャー・ムーア」
3代目ボンド役のロジャー・ムーアは、歴代ボンドの中でもっとも多い7作品に出演した。彼は、俳優としての活動のほか、ユニセフ親善大使を務めるなど、ボランティア活動にも力を入れていた。2003年には、その功績が讃えられ、英・エリザベス女王からナイトの称号を与えられている。その後、2017年に89歳で亡くなった。
8作目 | 007/死ぬのは奴らだ |
9作目 | 007/黄金銃を持つ男 |
10作目 | 007/私を愛したスパイ |
11作目 | 007/ムーンレイカー |
12作目 | 007/ユア・アイズ・オンリー |
13作目 | 007/オクトパシー |
14作目 | 007/美しき獲物たち |
4代目ボンド役「ティモシー・ダルトン」
4代目ボンド役は、ティモシー・ダルトンだ。6作目である『女王陛下の007』でもオファーを受けていたが辞退し、15・16作目でボンド役を演じた。彼は声優として、トイ・ストーリーシリーズなどのピクサー映画にも出演している。
15作目 | 007/リビング・デイライツ |
16作目 | 007/消されたライセンス |
5代目ボンド役「ピアース・ブロスナン」
5代目のピアース・ブロスナンは、17〜20作目に出演したボンド役俳優だ。『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演した際は、サターン賞の主演男優賞を受賞した。当時はアイルランド国籍であったが、英国に貢献したと認められ、2003年に名誉大英帝国勲章を受章している。
17作目 | 007 ゴールデンアイ |
18作目 | 007 トゥモロー・ネバー・ダイ |
19作目 | 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ |
20作目 | 007 ダイ・アナザー・デイ |
6代目ボンド役「ダニエル・クレイグ」
6代目ボンド役のダニエル・クレイグは、ジェームズ・ボンド初の金髪でファンを驚かせた。これまでのイメージとの違和感で不満を感じる人は少なくなかったが、彼は高い演技力でシリーズファンを圧倒した。結果的に「ダニエル・グレイグ」シリーズは、007シリーズの中でも屈指の人気作となった。
21作目 | 007 カジノ・ロワイヤル |
22作目 | 007 慰めの報酬 |
23作目 | 007 スカイフォール |
24作目 | 007 スペクター |
25作目 | 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ |
『007』シリーズ最新作 ノー・タイム・トゥ・ダイ
2023年4月時点で、007シリーズの最新作は25作目の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』である。また、本作品はダニエル・クレイグが演じる6代目ボンドの最終作だ。
ノー・タイム・トゥ・ダイ あらすじ
英国情報局秘密情報部を退職したボンドは、ジャマイカで暮らしていた。穏やかに過ごしていたが、誘拐された科学者を救出してほしいと要請を受ける。依頼を断り家への帰路につくボンドだったが、自分が今の007だと名乗る女性「ノーミ」に声を掛けられ、また波乱の運命に巻き込まれていく…。
ノー・タイム・トゥ・ダイ キャスト・映画情報
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、キャリー・ジョージ・フクナガが監督を務めた。主題歌は007シリーズ最年少のビリー・アイリッシュが歌う『No Time To Die』である。挿入歌はルイ・アームストロングの『愛はすべてを越えて』が採用されており、この曲は『女王陛下の007』でも挿入歌として使用されていた。
主な登場人物 | キャスト | 日本語吹替え声優 |
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ | 藤 真秀 |
マドレーヌ・スワン | レア・セドゥ | 園崎 未恵 |
リューツィファー・サフィン | ラミ・マレック | 中井 和哉 |
ノーミ | ラシャーナ・リンチ | 斎賀 みつき |
「007」シリーズは終了した?次回作はいつ?
6代目ボンドの「ダニエル・クレイグ」シリーズは、25作目の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもって終了した。しかし、『007』シリーズは終了したわけではなく、これからも続いていくと予想される。次回作でジェームズ・ボンドを演じる俳優は未定で、映画公開は2024年以降になる見込みだ。
好きな順番で『007』シリーズを楽しもう
『007』は60年以上、25作品と長く続いている人気作だ。歴史ある本作を楽しみたいなら、公開順・好きな俳優順に全作品を視聴するのもよいが、最新シリーズだけを視聴してもよいだろう。もちろん、基本的には1作品ごとにストーリーが完結しているので、まずはどこからでも好きな順番で視聴してみる方法もある。過去作品を視聴しながら、今後も続くと予想される『007』シリーズの最新情報に期待しよう。
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