「奇蹟のカンパネラ」ピアニストのフジコ・ヘミングさん逝去 海外の反応

画像はイメージ(Flicker/ Al Peabody

世界的ピアニストのフジコ・ヘミング(本名:ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ)さんが2024年4月21日に亡くなったことを、一般財団法人フジコ・ヘミング財団が公式サイトで明らかにしました。

【画像】フジコ・ヘミングさん逝去に対する海外の反応

「奇蹟のカンパネラ」フジコ・ヘミングさんが逝去

90歳を超えても精力的に国内外でコンサートを行っていたフジコさん。

2023年11月に自宅で転倒し、復帰を目指してリハビリに励む中、2024年に入りすい臓ガンと診断されていました。

療養を続けていましたが、4月21日に容態が急変し永眠したとのこと。

フジコさんは、スウェーデン人の建築家である父親と、日本人ピアニストの母親との間にベルリンで生まれました。

1999年にリリースされた「奇蹟のカンパネラ」が、200万枚以上を売り上げる大ヒットを飾り、一躍有名になったピアニストでした。

フジコさんの訃報は、海外でも反響を呼んでいます。

海外掲示板「Reddit(レディット)」には、フジコさんの死に対して悲しむコメントが寄せられていました。

「子供の頃に彼女のコンサートに行き、コロナ禍前にも機会に恵まれました。もう一度彼女のコンサートを観に行きたかったです。彼女の存在が非常に惜しまれます」

「RIP(安らかにお休みください)」

フジコ・ヘミングさんは、その美しいピアノの音色で多くのファンを魅了し、深く愛されたピアニストでした。

心よりご冥福をお祈りいたします。

Text by 本間才子