車椅子利用者が配慮を求めて予約したホテル 宿泊するも感じた悲しさ

画像はイメージ(Flicker/ Taber Andrew Bain

車椅子ユーザーにとって、移動は大変なこと。旅行先で思わぬ不備に見舞われたら心が折れてしまいそうです。

【動画】車椅子利用者がホテルで感じた悲しさ

車椅子に対応した部屋を要望したにも関わらず、通常の部屋が予約されていたとある男性が不満を投稿しました。

車椅子利用者がホテルの洗面台で上半身を洗うことに

この動画を投稿したのはケビンさんという、車椅子ユーザーです。

ケビンさんはホテルにあらかじめ、キングサイズのシャワー付き車椅子対応の部屋を予約したことを確認したそうです。

しかしホテルに到着してみると、予約されていたのは通常の部屋でした。

ケビンさんは車椅子のままシャワー室に入室できないため、シャワーを浴びることができません。

ケビンさんはその後、自身のアカウントを更新し、続報を報告しました。

動画には、ケビンさんが洗面所で上半身を洗う姿が映っています。

そして、「2泊で18万円の部屋を予約したと想像してください」というケビンさん。

「これしかシャワーの浴び方がないのです」とコメントに記しています。

今回ケビンさんは、部屋を2泊18万円で予約。

ですがホテル側のミスにも関わらず、返金されたのは4万5,000円だけだったそうです。

ケビンさんはこの極めて不公平な状況に、「あなたならどう感じますか?」と訴えています。

ホテルは、顧客のニーズに対する理解を深め、サービスの向上に努める必要がありますね。

Text by 本間才子