「100歳まで生きたいか」幸福度などを問う調査で日本が最下位 「他人に迷惑をかけたくない」

画像はイメージ(Flicker/ Nicholas Cole

人生100年時代の昨今、あなたは何を感じながら生きていますか。

3月20日の「国際幸福デー」にちなんで実施された人生100年時代への意識調査で、参加した6ヶ国の中で日本が最下位であることが明らかになりました。

幸福度を問う各項目で日本の最下位目立つ

調査を実施したのは、株式会社Hakuhodo DY Matrixが運営する「100年生活者研究所」。

日本国内で生活する20~80代の男女2800人と、アメリカ、フィンランド、中国、韓国、ドイツの20~70代の男女を対象に、人生100年時代に対する意識調査を行いました。

「100歳まで生きたい」と感じる日本人は6ヶ国中で最も少なく、3割未満という結果に。

他国では、5割以上の回答者が肯定的でした。

その理由として、アメリカの60%以上が「100まで生きるとチャンスが増える」と回答したのに対し、日本は71.2%が「みんなに迷惑をかけたくない」と答えています。

総合的な幸福度を10点で採点した調査では、中国が7.4点で一番高く、日本は5.9点。

6ヶ国の中で、最も幸福度を感じていない結果が出ています。

自国の未来についての質問に対し日本は、「総合的な明るさ」「幸福度の向上」「経済成長」という3つの項目すべてが最低値でした。

一方、「生まれ変わるとしてもこの国がいい」という項目でドイツを上回り、最下位ではありませんでした。

健康を維持しつつ、幸せに長生きしていきたいですね。

Text by 本間才子