◆海外ファンから「こっちでも売って」の声
　日本では、すでに投入されたクロスオーバーを含め、計4種の販売が決定している。一方、北米では新型3種の販売有無は未定だ。ジャロプニク誌が米トヨタに問い合わせたところ、「アメリカ向けのクラウン製品について、現時点で発表事項はありません」との回答を得たという。

　カー・スクープ誌の読者は「トヨタは3つのボディスタイルを全部（アメリカ市場に）持ってくるべき」とコメントし、新型への強い期待感を表明した。カー・エキスパート誌ではスタッフ自らコメント欄に書き込み、「本当にここ（オーストラリア）でも発売してほしくてたまらない」と胸の内を語っている。トヨタがユーチューブで公開した公式動画のコメント欄にも、オーストラリアやカナダ、中東での発売を望む声が書き込まれている。

トヨタ自動車

　モデル別では、目下エステートが注目を集めているようだ。カー・スクープ誌の別の読者は、「このスポーツSUV（エステート）が本当に気に入った」と述べ、まるで低予算で手に入るフェラーリ プロサングエのようだと例えている。さらに別の読者も「トヨタ プロサングエだ」と短くコメントするなど、同車種を複数の読者が思い浮かべたようだ。

　来年にかけて日本市場に登場する新生クラウンに、海外から熱い視線が送られている。

＞次は　「素晴らしく奇妙で速い」米凱旋のトヨタ新型クラウン、新鮮な感覚が現地で話題