マツダが1位、トヨタは初の首位陥落 最も信頼できる自動車メーカー、米誌

Mazda North American Operations

◆トヨタ、ホンダも信頼集める
 マツダ以外にも、おおむね日本ブランドの信頼性スコアは好調だ。トヨタ自動車は2位にトヨタ、3位にレクサスブランドを滑り込ませた。ちなみに前年はレクサスが1位になるなど、以前はトヨタ系のブランドが首位を占めるのが通例であった。米カーズ誌は本年のランキングを取り上げ、トヨタブランドの首位陥落は初の事態だと報じている。

 USAトゥデイ紙も「トヨタは揺るぎないと思われた頂点の座を失った」と述べているが、「しかし過去すべての年でそのクルマがランキング首位となってきたトヨタは、依然として好調」だとし、その健闘を称えている。

 一方、本年5位となったホンダは、前年12位から7ランクアップの躍進を見せた。CR誌は、14ランクアップで4位についたビュイックとともに、「相当な進歩」を果たしたブランドだと述べている。ホンダはミニバンのオデッセイと北米専売SUVのパスポートで品質問題に直面しているが、「手堅い改善と同社ラインナップのいくつかの傑出したモデル」をもって欠点を補っているというのが同誌の分析だ。

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Text by 青葉やまと