「ホットハッチ界の王様」ホンダ シビックタイプR、新型もアメリカでも高い評価
ホンダのスポーツカー「シビック タイプR」に新型が登場したが、同モデルはアメリカでも話題となっている。日本国内では500万円ほどの価格で本格的な走行が楽しめるモデルとして人気を呼んでいるが、ベース価格が600万円に近いアメリカにおいても、比較的手の届きやすい価格ながら秀逸なクルマとして脚光を浴びている。
◆「セグメントの覇者」であり続けたシビック タイプRの新型
米CNETは「ホットハッチ界の王」だと形容している。新型となってもその優位は変わらず、いくつかの趣味の良い変更が加わったおかげで「セグメントの覇者であり続けている」との評価だ。シビック タイプRは2017年、アメリカデビューを果たした。その後すぐに「エキサイティングでありながら最も手の届きやすい価格のスポーツカー」、あるいはこうした優れたモデルの一つになったと同誌記者は振り返る。とくに今回登場の新モデルは「全面的に有能であり実力がある」ため、仮に相当に印象的な競合車が登場したとしても自分のガレージに他車種を置きたいとは思わないだろう、とまで述べている。
新型のエンジンは既存のタイプRをベースとしながらも、細かな改良が施されている。米モーター・トレンド誌は「その結果、クルマの実力が直に伝わってくるようになった」と述べている。暖気や慣らし運転なしにすぐに走り出せるクルマであり、プロ・アマを問わず自信ある走りを楽しめるとのコメントだ。
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