ホンダ ナビ、米誌試乗「すぐ時速70キロ超まで加速」「21万円の価値あり」

本田技研工業

◆制動には若干の不安も
 逆に短所としては、制動力の弱さが挙げられる。ジャロプニック誌はブレーキの効きがややソフトであると感じたようで、スピードを上げて走る際には常に遠方に注意を払っておきたいと述べている。なお、ブレーキにはABSがついていない。もともと弱めのブレーキとなっているため、スリップ防止のために摩擦力を逃すABSはあえて必要にならないだろう、と同誌はみる。

 また、小型のボディから想起させるよりも良質な乗り心地を備えたナビだが、決して最上級の走行を約束してくれるわけではない。米バイク販売のレヴジラ(11月23日)は、とくに低速域で優れた走行感を発揮するとしたうえで、「といっても、プレミアムというわけではない」とも補足している。ホイールがやや頼りなく、サスペンションも値段なりとあって、凹凸を越える際には相応の厳しさを感じるという。また、前掲同様にブレーキの弱さを指摘しており、相応に重量のあるボディを制動するのに不足を感じる場面も時折あった模様だ。

◆1月、北米に登場
 ホンダ ナビは1月に北米で発売予定だ。価格は値頃感の強い1807米ドル(約20万6000円)となっており、ジャロプニック誌は満足のいく走行感と併せて「大変値打ちがある」と評価している。

 当然スポーティーな走行を実現するものではないが、趣味性と実用性を備えたスクーターのような存在として重宝しそうだ。教科書などを収納可能なスペースを備えており、通学用途にも対応している。公式のカスタムパーツも登場予定となっており、個性的なスタイルを楽しめる相棒となりそうだ。

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Text by 青葉やまと