「感嘆してしまうクルマ」レクサスLC500コンバーチブル、米誌「比類なきデザイン」

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◆スポーツ性能より快適性に軸足
 ドライビングの特性についてモーター・トレンド誌は、攻めよりも快適さに振ったモデルだと読んでいるようだ。同誌の試乗車は21インチの鍛造ホイールを履いていたが、一般的に大型タイヤは薄く、衝撃をダイレクトに伝えやすい傾向がある。これを考えると、LC500 コンバーチブルの「快適な乗り心地は、多少なりとも驚きであった」と同誌は感嘆する。路面に非常に激しい凹凸があった箇所を除いてはサスペンションが非常に効果的に機能し、車高が低いコンバーチブルに乗っていることを忘れるほどであったという。一方、ハンドリング応答性などスポーツ性能については、標準的な性能に留まる。8の字型のテストサーキットでのラップタイムは抜群とまでは行かず、「スポーティーかつ楽しみがあるが(中略)真のスポーツカー体験ではない」と同誌はコメントしている。

 パフォーマンスに関しては米ロード・ショー誌(8月24日)も気に掛かる点がある模様だ。カタログスペックは0-100キロ加速が4.6秒となっているが、「アクセルを踏んだときに足踏み感が強かった」と、試乗した記者は率直に語る。いざ加速してほしい瞬間、エンジンがスピードに乗るまでにラグが生じるのだという。もっとも、一度走りだしてしまえば楽しいクルマだとも同誌は述べている。10速ATのスムーズなシフトアップと、必要な場面に先んじてのシフトダウン、そしてブレーキのリニアな反応と優れた制動感などにより、快適な走行感を実現した。

◆国内でも販売中
 アメリカではレクサス LC500 コンバーチブルは今夏発売されたばかりで、ベース価格は10万2125ドル(約1138万円)となっている。トヨタは走行テストと分析を重ね、独自の運動性能を引き出すことで、コンバーチブルでありながら印象的なパフォーマンスを実現したと自負している。

 国内では昨年7月から販売中だ。メーカー希望小売価格は北海道地区を除き、税込1500万円となっている。

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Text by 青葉やまと