出力アップの「ランドクルーザー」、欧州も注目 ブラックの特別仕様車も
◆インフォテイメント更新 特別仕様車も
走行性能以外では、車載インフォテイメントにもアップグレードが施される。8インチのタッチスクリーン自体は以前と同様だが、ソフトウェアの改良によって従来よりもきびきびとした動作感を得ることができる。ホームスクリーンはユーザーによるカスタマイズが可能となり、よく使う機能をアクセスしやすい場所に設置することが可能だ。英オート・エクスプレス誌は、引き続きApple CarPlayとAndroid Autoに対応すると報じている。
細かな改良を重ねた今回のアップデートのなかで、最も目新しい変化は特別仕様車の登場だろう。日本ではLパッケージ・ブラック・エディションが登場しているが、欧州でも上位トリムの「インヴィンシブル」のオプションという扱いで「ブラック・パック」が新たに提供される。英トヨタは、ブラック・パックではシートがブラックレザー仕様となるほか、フロントグリルやミラーフレームなどの塗装色がブラックになるとしている。
◆ラインナップはすっきり
アップグレードに伴い、トヨタはラインナップを整理する。アップデート後のランドクルーザープラドには、エントリーモデルの「アクティブ」と上位モデルの「インヴィンシブル」の2種のみが設定される。ただし前者の「アクティブ」は、3ドア・5人乗りから5ドア・7人乗りまでの3つのバリエーションが揃っており、家族構成やおもな利用シーンに応じた一台を選ぶことが可能だ。上位のインヴィンシブルは、5ドア・7人乗りの構成のみとなる。
新型トヨタ ランドクルーザープラドは現在ヨーロッパで予約を受け付けており、10月から順次納車される予定だ。
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