「Bセグの有力候補」トヨタ新型ヤリス、英国レビュー 従来イメージ脱却にも注目

Toyota Motor Europe

◆キャビンにも走行感にもゆとり
 外観上のデザインに加えて、ゆとりの内部スペースも新型のポイントだ。新型となる4代目は先代よりもわずかに全長を抑えた3940ミリだが、ホイールベースを伸ばしたことで、実質的なキャビンスペースはむしろ拡大した。オート・カー誌は、トヨタがBセグメント向けに生み出したGA-Bプラットフォームが採用されていると報じている。

 加えて、優れた走行フィールも注目のポイントだ。英オート・エクスプレス誌(8月12日)は、「新型ヤリスはバランスに優れており、Bセグメント(サブコンパクト)を購入したいあらゆるユーザーの最終候補に入るはずだ」と積極的に推薦している。街乗りにおいては燃費が良く快活なハイブリッド・パワートレインが真価を発揮するほか、生活道路から高速道路にまで対応したバランスの良いチューニングが嬉しい。実際に量産型を試乗してみたという同誌は、心地よいステアリングと堅牢なシャーシが良好な操作感を生み出しているとの所感を述べている。

◆効率を追求
 イギリスの新型ヤリスはハイブリッド仕様で、ガソリンエンジンは1.5L直列3気筒となる。気筒数を従来の4気筒から減らし、熱効率は世界最高となる41%を達成した。バッテリーは0.76kWhのリチウムイオン電池を採用し、従来のものから27%の軽量化を実現している。

 イギリスでは特別モデルのローンチ・エディションに加え、通常モデルとして4つのトリムが用意される。エントリーモデルのイコンは1万9910ポンド(約270万円)からで、16インチ・アロイホイール、リアカメラ、7インチ画面のインフォテイメントなど、十分な装備だ。上位グレードは、LEDヘッドライトやJBLスピーカーによるサラウンド・システムなどを備える。

Text by 青葉やまと

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