トヨタ4ランナーに「ベンチャー」登場 海外で進化続けるハイラックスサーフ

トヨタ自動車株式会社

♦︎実車レビューは各誌一致、余裕のクリアランス
 実際に4ランナー ベンチャーで走行してみたという米オート・ブログ誌は、オフロード性能は十分にあったと評価している。道幅に対して車体が大ぶりに感じることはあったものの、全160キロほどの工程を難なく走破することができたようだ。道中には狭い小径や波打ったり段差の激しい箇所もあったというが、ロードクリアランスがおよそ24センチ確保されているため、易々と乗り越えることが可能であった。一方で、後輪後部とリアオーバーハング下部を結ぶデパーチャーアングルは26度と小さく、大きな障害を超える際には若干こすってしまうこともあったという。

 ベンチャーはTRD オフロード プレミアムと同じく、ブリヂストンのSUV向けコンフォートタイヤであるデューラー H/Tを履いている。カー&ドライバー誌は、一見してさほど攻めた選択には見えないと述べつつも、「しかしドライなオフロード環境では、驚くほどのトラクションを生じる」と紹介している。カリフォルニア州モハベ砂漠の一角、オフロード車の愛好家たちが集うジョウボーン・キャニオンを試走したところ、急峻な丘を容易く走ることができたようだ。同誌もクリアランスの高さを評価しつつ、デパーチャーアングルの低さによってバックエンド下部が接地することが幾度かあったと述べており、オート・ブログ誌とほぼ同じ長所・短所を指摘する内容だ。

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Text by 青葉やまと

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