トヨタGRカローラ、米市場に登場か 現地で期待高まる「ゴルフGTIのライバルに」

GRヤリス

 カローラのホットバージョンとなるトヨタGRカローラが、近く米市場に投入される見込みだ。かねてから現地メディアで噂されていたが、米トヨタが公式サイトにホットハッチについて語るページを投稿したことからその可能性が高くなった。GRヤリス未登場に不満のアメリカ市場にとって吉報となる。

♦︎GRヤリス人気に応えて
 トヨタのスポーツモデルとしては1月、GRヤリスが東京オートサロン2020で世界初公開され話題となった。ドライブ誌(4月17日)に寄稿するジェームズ・ギルボーイ氏は、「272馬力の魅力的なGRヤリス」にアメリカ市場投入の予定がないことを嘆く。しかし氏は、米トヨタのセールス担当副社長が2月、「アメリカでのGRヤリスの需要に対する『答え』をトヨタは用意している」と発言したことに注目。これまではC-HRのホットバージョンまたはカローラのクロスオーバーSUVを開発しているなど、噂が錯そうしていた。今回、米トヨタが2021年のホットハッチについて語るページを投稿したことで、副社長の発言の真意がほぼ確定したこととなる。GRヤリスの4WDに対し、2WDのGRカローラは完全な代替とはならないが、待望のスポーツモデルが登場することは歓迎される。

 GRカローラはGRヤリスと共通のターボチャージエンジンを搭載すると見られ、ホットモデルへの要望に十分応えるものとなりそうだ。カー&ドライバー誌は、GRヤリスの未登場に動転しているアメリカ人へのお詫びとなりそうだと述べている。

 TFLカー誌(4月17日)は、ホットモデルの未導入に業を煮やし、VWゴルフGTIへの鞍替えさえ考えていた人々を引き留められそうだと見ている。GRヤリスはアメリカでの発売が未定だが、「その代わりにGRカローラが、フォルクスワーゲン ゴルフGTIに代わりを求めていたホットハッチ愛好家たちに対する、同社の仲直りのしるしだ」と同誌は表現する。

Text by 青葉やまと

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