「これぞスバル」フォレスターのあふれる魅力、米メディア称賛

♦︎運用コスト抑える
 幅広い用途と安全性能でアピールするフォレスターだが、さらにランニングコストの低さも見逃せない特徴だ。KBBは各車種の5年運用コストを試算しており、フォレスターはコンパクトSUV部門で最優秀賞を受賞した。「この(2020年型)フォレスターは、一台のSUVが冒険心にあふれ、効率に優れ、そして実用的かつ安全であることが(同時に)実現できることを証明した。並行して、低いランニングコストを数年間もずっと誇りながら」と記事は述べ、フォレスターのマルチな才能を讃えている。

 スバルはブランド全体としても、同誌が選ぶ5年運用コストが最も低いブランドに認定されている。手放す際の再販価値の高さもトヨタを抜いて1位となっており、総合的な価格面の魅力がにわかに注目されている。

 トルク・ニュースは、スバルはトヨタと協業し、より新しいハイブリッド技術の開発を進めていると報じている。記事に対する読者のコメントとして、エコが魅力のスバルだけに、アメリカでのハイブリッド車の展開の遅れは惜しいとの声が聞かれる。ヨーロッパではエコカーの展開を進めているスバルだが、さらに優れた技術の開発と北米市場への投入で、一段とブランドの価値を飛躍させる可能性はありそうだ。

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Text by 青葉やまと