スタイリッシュに進化した日産ジューク デザインだけでなく安全性でも高評価
♦︎プロパイロット搭載
新型ジュークは日産の運転支援システム「プロパイロット」の搭載などで、運転時の快適性を向上した。プロパイロットは単一のレーン走行に自動で速度調整を行うシステムであり、半自動運転装置と位置づけられている。とくに高速道路の走行時や渋滞時などにおいて、ドライバーの疲労軽減が期待できる。自動車情報サイトの『カー・スクープ』は、ほかにも新型ジュークは数々の先進テクノロジーを搭載すると紹介している。歩行者と自転車を検知するインテリジェント エマージェンシーブレーキ、バック出庫時に障害物を警告するリア クロス トラフィック アラート、そして車線変更時に死角にある車両を警告するブラインド スポット インターベンションなどだ。
先進技術の搭載で安全性を高めた新型ジュークは、米安全性指標の欧州版である「ユーロNCAP」において、最高ランクとなる5つ星評価を獲得した。自動車関連の先進技術を報じるオートモーティブ・ワールド誌によると、これらインテリジェントモビリティの採用に加え、万一事故に至ってしまった際にも乗員を保護する頑強なボディが評価された模様だ。
♦︎ゆとりあるキャビンへ
先代よりやや大型化した新型ジュークは、車高で13ミリ増、車幅で29ミリ増、車長で75ミリ増となる。これに伴い、これまでやや窮屈だった室内空間にゆとりが生まれた。ホイールベースは105ミリと顕著な増加を見せており、居住性・安定性を重視する開発方針がうかがえる。
展開するグレードは全6種類だ。エントリーモデルとなるビスタは1万7395ポンド(約249万円)からとなり、クルーズコントロールや車線逸脱防止支援システムなどの運転支援システムが付属する。上位グレードではホイールやタッチスクリーンを大型化するほか、アラウンド ビュー モニターなどが追加装備に加わる。日産 新型ジュークはすでに欧州で販売中だ。
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