「見違えるほど格好良く」日産 新型セントラ、現地メディア好評の新デザイン LAオートショー

日産自動車

♦︎ファミリーフェイスを採用
 外観上の目立つ進化ポイントとしては、上位グレードでヘッドライトがLED化したのに加え、Vモーショングリルの装備が挙げられる。フロントグリルに施されたV字のデザインは、日産車のルックスに共通のテーマ性を持たせる「ファミリーフェイス」戦略の象徴ともいうべき存在だ。国内の日産各車に取り入れられているほか、現地ではアルティマおよびマキシマのトレードマークともなっている。そのほか目を引く要素としては、カー&ドライバー誌が挙げるフローティングルーフもポイントの一つだ。まるで本体から切り離されたかのようなフローティングルーフが、軽やかなトーンを醸し出す。

 プロポーションにも変更が加えられ、より引き締まった印象となった。CNETは現行モデルと比較し、幅を約51ミリ拡張した一方で、車高を約56ミリ低く設定していると紹介している。この変更が従来よりもスポーティーなトーンを生み出すポイントのようだ。機能面では、ツインチューブ式ショックアブソーバーを備えたストラット式サスペンションを前輪に採用するほか、デュアルピニオンアシスト電動パワステを導入するなど、着実な改良が施された。デザインにおいても機能においても、新たな進化を遂げたモデルとなっている。

♦︎発売は早くも来年1月
 パワートレインも大幅に刷新された。新たに開発された自然吸気の2.0L直列4気筒エンジンを搭載し、現行モデルよりも馬力を2割向上している。

 グレード展開は標準モデルから順にS、SV、SRの3種となり、Sグレードでも16インチスチールホイールやキーレスエントリーなどを装備する。上位グレードはアロイホイールとなるほか、インフォテイメントが強化される模様だ。

 日産は希望小売価格をまだ公表していないが、カー&ドライバー誌では現行ベースモデルの1万8815ドル(約204万円)をやや上回る価格設定になるのではないかと予想している。アメリカでの販売開始時期は2020年1月となっている。

Text by 青葉やまと