「見違えるほど格好良く」日産 新型セントラ、現地メディア好評の新デザイン LAオートショー
日産自動車は11月20日、小型セダン「シルフィ」の米国版にあたる「セントラ」の2020年モデルを発表した。LAオートショーに先駆けて披露されたこのモデルは、現行型と比較してスタイルも機能も大幅にブラッシュアップされたと評判だ。
♦︎まるで同窓会でのサプライズ
2020年型セントラはデザインが大胆に変更され、より洗練されたルックスへと昇華した。米カー&ドライバー誌(11月20日)は「2020年型・日産セントラの最も目を引く変化点はその外観であり、より大型でより上位の車種であるアルティマとマキシマにも近い印象となった」とデザインの進化を評論している。アルティマとマキシマはそれぞれ日産が北米で販売するミドルセダンとクーペスタイルのスポーツカーだ。次期セントラはコンパクトセダンながら、スタイリッシュかつ堂々としたたたずまいでそのイメージを一新した。同誌は新型の印象を「高校の同窓会場に足を踏み入れ、たった数年で見違えるように格好良くなった旧友にびっくりする」ような感覚だとたとえる。
「2020年に向けた大躍進」との見出しを踊らせるのは、米技術メディアの『CNET』(11月19日)だ。新型は「まったくもって理に適ったやり方で再デザインされた」と、あか抜けた新セントラを称賛している。他社のラインナップとしては2020年型のホンダ・シビックやトヨタ・カローラが現行のあらゆるセダンを大きく引き離すほど注目に値すると述べたうえで、新型セントラが市場に出た際にはこれらとの競争力も十分にあるのではないかと同誌は予想している。
米モーター・トレンド誌(11月20日)も「このコンパクトカーは醜く膨らんだデザインを脱ぎ捨て、シャープな弧を描くスレンダーな新しいルックスを選択した」と述べており、新デザインに対する米メディアの反応は非常に良好だ。
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