ホンダ、自動車ブランド評価1位 車種別も好成績 米『ケリー・ブルー・ブック』

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◆車種別でも人気
 車種別のランキングを見ても、ホンダ人気が際立つ。2位に入賞したシビックについてKBBは、セダン、ハッチバック、クーペ型のボディを採用し、実用性と趣味を両立する一台だと講評している。スモールカー部門の推薦リストでは毎年常連となっているようだ。5年間のランニングコストにも優れ、3万ドル以下で手に入るセダンとしても優秀だ。

 3位のCR-Vはホンダのベストセラーで、こちらも受賞が絶えない。KBBが推薦するコンパクトSUVのベスト車種1位に選出されたほか、ベストファミリーカーや3万ドル以下で入手できるベストSUVなどのランキングにも登場している。

 4位オデッセイについてKBBは、非常に印象的な車種だとコメントしている。ミニバンとして優れるだけでなく、歴代のファミリーカーとしてもっとも優秀だ。家族向けに考え抜かれたクレバーな機能が詰まっており、2019年のベスト・ファミリーカーに選出されている。

 5位アコードは、2019年のミドルサイズ車ナンバーワンの座を射止めた車種だ。3万ドル以下でリセール・バリューが高い車種にもランクインしているほか、5年運用コストのミドルサイズ部門では1位になっている。

 以上はすべてKBBによる評価だが、トルク・ニュース誌もホンダの豊かなランナップを好感しているようだ。コンパクトカーならシビック、SUVならCR-V、セダンならアコードと、多様なモデルでおすすめの車種が揃うと述べ、同社の展開を好意的に受け止めている。

 アメリカでのホンダ車人気の一端を垣間見るランキングとなった。

Text by 青葉やまと