学生の皆さんへ:あなたの投稿は人生をめちゃくちゃにしてしまうかもしれない
著:Thao Nelson(インディアナ大学 Kelley School of Business Lecturer)
学生の皆さんへ
ハーバード大学は先日、フェースブック上のある非公開グループで侮辱的なミーム(画像ネタ)を共有した新入生に対し、入学許可を剥奪した。この事件は多くの議論を生んだ。ハーバード大学の決断は正しかったのか?表現の自由はないのか?若者はソーシャルメディアの危険を理解しているのか?
私はビジネススクールの教師とキャリアサービスカウンセラーであり、人事採用担当であったこともある。私は、いかにソーシャルメディアが人々の「ブランド」の一部になるかを見てきた。そのブランドは、あなたを助けるものになり得れば、あなたを傷つけるものにもなり得る。
大学の入学担当や将来の就職先、恋人までもあなたのプロフィールを見て判断する可能性が上がっている。
もしハーバード大学に入るはずだったあの学生のようになりたくなかったら、以下のことを知っておくと良い。
◆ソーシャルメディアの投稿って、消えるよね?
はっきりさせておこう:あなたのネット上の評判は、最初のスナップチャットから築き上げられている。投稿が消えるとでも思っていた?非公開ページが本当に非公開だとも思っていた?甘いね。
「自分の人生や意見なんて誰も気にしてない」と思うかもしれないけど、あなたの投稿に対して誰が何を見れるかは、常にコントロールできるわけではない。あなたが投稿した写真、動画、つぶやき、いいね、コメントは友達(もしくはエセ友達)にスクリーンショットを取られるかもしれない。プライバシー設定を間違えるかもしれないし、間違ったアカウントを使ってしまうかもしれない。決意さえあればプライバシー設定を擦り抜ける方法を見つけて、隠れていると思われている写真や投稿まで捜索できる。
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