ビジネスにとって最高な国、最悪な国はどこか

 国の魅力は、どういう視点で国を見るかによって異なる。ビジネスを行うなら、という視点で見た場合は、どの国がベストだろうか。Forbesがそんな疑問に答えるランキング「Best Countries For Business 2017」を発表した。

 このランキングは、139カ国を対象に、11のファクターによって評価されている。具体的には、財産権、イノベーション、税金、テクノロジー、汚職、個人の自由、貿易の自由、金融の自由、官僚主義、投資家保護、株式市場の成果によって構成されている。

 トップ10のうち7カ国を、トップ25のうち18カ国をヨーロッパの国が占めている。気になる日本のランキングは37位だ。日本はGDPでアメリカ、中国に次ぐ第3位にあり、マーケットとしては巨大だが、このランキングの評価方法では思いのほか低い。世界一のGDPを誇るアメリカも23位と振るわない。中国にいたっては102位だ。つまり、このランキングは実際のマーケット規模よりもビジネスを行う上での各種制度的なインフラを評価していると考えられる。

 最高な国ランキングの最下位のチャドは、調査国の中ではビジネスにとって最悪な国といえるだろう。下位10カ国のうち7カ国はチャドと同じくアフリカの国々であり、近年はマーケットとして注目を集めているアフリカも、まだまだこの調査で重要視されているビジネスインフラが整っていないということだろう。

 最後にランキングの上位10カ国と下位10カ国を紹介する

上位10カ国
1, スウェーデン
2, ニュージーランド
3, 香港
4, アイルランド
5, イギリス
6, デンマーク
7, オランダ
8, フィンランド
9, ノルウェー
10, カナダ

下位10カ国
130, エチオピア
131, アルジェリア
132, ジンバブエ
133, コンゴ
134, ラオス
135, ベネズエラ
136, イエメン
137, ハイチ
138, ガンビア
139, チャド

 photo via Wikipedia Commons

Text by 酒田宗一

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