「朝食を食べない派」に潜む危険、知っておくべき9つのこと
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1日のスタートを切る朝食。栄養をきちんと摂るために欠かさず食べているという人から、ダイエットのために抜いているという人まで、さまざまなスタンスがあることだろう。1日3食が食生活の基本ではあるが、もしも朝食を食べない生活を続けると、体にどのような変化が現れるのだろうか? 朝食を食べないことについて、知っておきたい9つの事柄を確認しよう。
◆1.栄養素が不足しがちに
朝食はバランスの良い栄養素を摂る良い機会だ。これを逃してしまうと、栄養素が偏りがちになる可能性が出てくる。食物繊維やビタミンなど、大切な栄養素をきちんと補給するようにしたい。米オハイオ州立大学がアメリカ人3万人分のデータを分析したところ、朝食を抜いた場合、食物繊維、マグネシウム、銅、亜鉛など重要な栄養素が不足しがちになっていることが判明した。カルシウムや各種ビタミン類の数値にも差がついている。