世界のコロナ不謹慎事件20 有名人らの失言、不適切行動、便乗商法

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 コロナウイルスに人々の関心が集まるにつれ、ウイルスをジョークにしたり商売に利用したりするケースが目立ち始めている。ちょっとした失言からまさかの製品化まで、新型ウイルスをめぐる騒動の数々をまとめてご紹介しよう。

♦︎1. ジェジュン、冗談のはずが……
 ちょっとしたエイプリルフールの冗談も、タイミングを見誤ると大きな問題になることがあるようだ。歌手で元東方神起のメンバーとしても知られるキム・ジェジュンは4月1日、自身が新型コロナウイルスに感染したとインスタグラム上で発表した。ところが実際に感染が確認された事実はなく、エイプリルフールの嘘であることが程なくして明かされることとなった。結果として日本のファンを動揺させただけでなく、母国・ソウルのメディアからも痛烈な批判が飛び出す騒動に発展した。韓国では法的な処罰を求める請願が行われるほどの騒ぎとなっている。ユーモアのつもりが招いた混乱に、本人は反省しきりだ。

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♦︎2. エヴァンジェリン・リリーもインスタで失敗
 インスタグラムへの投稿が大問題となってしまった例は後を絶たない。『LOST』『アントマン』への出演で有名なカナダの女優・エヴァンジェリン・リリーは3月16日、子供たちを体操の合宿に行かせたと投稿している。合宿参加前に手を洗ったので問題ないと取れる短文に、「#通常運転」のハッシュタグを加えたこの投稿は、外出禁止を強いられている人々の神経を逆なでしてしまったようだ。自分本位の行動という批判を受け、彼女は謝罪に追い込まれている。現在は家族も含め自主隔離生活を送っているという。

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Text by 青葉やまと