振ると同じ音?レゴの箱にパスタ入れ返品、男逮捕
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アメリカ・カリフォルニア州で、レゴの箱に乾燥パスタを詰めて返品する手口で商品をだまし取ったとして、28歳の男が窃盗容疑で逮捕された。ロサンゼルス・タイムズなどが報じた。
警察によると、男は小売店ターゲットでレゴ商品を購入後、箱を開封してミニフィギュアやパーツを抜き取り、代わりにパスタを入れて返品していた。不正返品は全米で少なくとも70件に上り、被害総額は3万4000ドル(約540万円)に達するとみられている(USAトゥデー)。
店舗側は、開封済みで中身が不足した商品が相次いで返品されていることから不審に気付き、返品履歴や監視映像の分析を通じて容疑者の特定に至った。
特徴的なのは、箱の中身を乾燥パスタに置き換えていた点だ。軽く安価なパスタを詰めることで重量感を保ちつつ、不正を見抜かれにくくしていたとみられる。警察もSNSで「パスタにすり替えるとは思わなかっただろうが、非常にまずい計画だった」とユーモアを交えて説明している。
この手法について、フロリダ大学の犯罪学者リード・ヘイズ氏は、未調理のパスタの使用について「異例だ」とした上で、箱の中で部品が動く音を再現する意図があった可能性があると指摘した(ニューヨーク・タイムズ)。
レゴ製品は小型で持ち運びやすく、個々のパーツの追跡が難しい。人気シリーズや限定品は中古市場で高値で取引されることも多く、盗難や転売の標的になりやすいとされる。警察は今回の事件についても、抜き取られた部品が転売されていた可能性があるとみている。
アメリカでは近年、レゴを狙った窃盗事件が相次いでおり、当局は小売店に対して返品商品の確認を徹底するよう呼びかけている。




