マツダ、米IIHS安全評価で3年連続首位 8車種がTSP+獲得
MAZDA NORTH AMERICAN OPERATIONS.
アメリカの道路安全保険協会(IIHS)は24日、2026年モデルを対象とした最新の安全格付け結果を発表した。最高評価である「トップセーフティピック・プラス(TSP+)」の獲得数で、マツダが8車種と全自動車メーカーの首位となった。同社の首位は3年連続。
◆後席保護を重視、基準をさらに厳格化
2026年の選考基準では、「衝突回避システム」と「後部座席の乗員保護」に関する要件が一段と厳格化された。前面衝突試験では後部座席の評価が重視され、「良好(Good)」水準が求められるなど、後席保護の重要性が引き上げられている。
また、衝突回避性能では、歩行者事故の防止やより高い速度域での対応能力など、実効性を重視した評価が導入された。IIHSは、自動車メーカーに対し、後部座席を含めた乗員全体の保護水準の底上げを求めている。
◆幅広い車種で最高評価
こうした新基準の下、マツダは「MAZDA3」や「CX-30」「CX-50」「CX-70」「CX-90」など計8車種でTSP+を獲得した。スモールカーから大型SUVまで幅広いカテゴリーで評価を得た点が特徴だ。
同社は、先進的な安全性能をより手の届きやすいものにしつつ、運転の楽しさとの両立を図る方針を掲げており、今回の結果はそうした取り組みを反映したものとみられる。
◆受賞は63車種、日本勢も複数ランクイン
現時点での受賞総数は63車種(TSP+45車種、TSP18車種)となり、前年から増加した。IIHSの受賞車種は年間を通じて追加されるため、今回の結果は発表時点での暫定的なものとなる。メーカー別では、マツダに次いでヒョンデとアウディがそれぞれ6車種、ジェネシスが5車種でTSP+を獲得している。
日本メーカーでは、スバルと日産がそれぞれ3車種、ホンダが2車種、トヨタが1車種でTSP+を獲得した。このほか、インフィニティとレクサスもそれぞれ1車種が最高評価に含まれている。
一方で、ミニバンやスモールピックアップなど一部のカテゴリーでは、後部座席の保護性能に課題が残る車種も見られ、車種間で差がある状況も示された。




