【クイズ】世界で最も高収入のスポーツ選手は?
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◆問題:フォーブスが発表した「世界で最も稼いだアスリート」(2024年5月1日~2025年5月1日)で1位となったのは次のうち誰でしょうか?
A. ステフィン・カリー
B. クリスティアーノ・ロナウド
C. 大谷翔平
D. リオネル・メッシ
◆答え:
B. クリスティアーノ・ロナウド
◆解説:
2025年版米フォーブス誌「世界で最も稼いだアスリート」ランキングにおいて、1位に輝いたのはポルトガル出身のサッカー選手・クリスティアーノ・ロナウドでした。年間収入は、推定2億7500万ドル(約400億円)にのぼり、3年連続でトップとなった。
そのうち、フィールド上の収入(サウジアラビアのアル・ナスルでの年俸やボーナスなど)だけで2億2500万ドルを占めており、これは全アスリート中でもダントツです。さらに、ナイキやHerbalife(ハーバライフ)といったグローバルブランドとのスポンサー契約など、フィールド外の収入も約5000万ドルと非常に高水準です。
2位はNBAのスーパースター、ステフィン・カリー(1億5600万ドル)。3位はボクシング界からタイソン・フューリー(1億4600万ドル)がランクイン。サッカー界のもう一人のアイコンであるリオネル・メッシは5位(1億3500万ドル)にとどまりました。
そして日本人として唯一トップ10入りしたのが、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(9位)です。総収入は約1億250万ドル(約150億円)で、そのほとんどがスポンサー収入によるものです。2023年に結んだドジャースとの10年総額7億ドルのメガ契約は「報酬の大半を後払いにする」という特殊な構造のため、2024年シーズン中の実際の年俸はわずか約200万ドル。それにもかかわらず、高級ブランドや日米企業とのスポンサー契約が収入の主力となり、「フィールド外収入だけで1億ドル超え」という異例の評価を受けました。
このように、ランキング上位者は単なる競技力だけでなく、ブランド価値やスポンサー契約の影響力の大きさも大きく物を言う構造となっています。




