「チャーリーとチョコレート工場」バイオレット役の女優 現在の姿に「気づかなかった」

Mandy Jouan / Wikipedia Commons

チョコレート工場の主人である謎めいたウィリー・ウォンカが発行した「ゴールデンチケット」を手にした5人の子供たちが、工場内の驚きに満ちた場所を冒険する映画「チャーリーとチョコレート工場」。

【動画】バイオレット・ボーレガード役を演じたアナソフィア・ロブの現在

ジョニー・デップさん演じるウィリー・ウォンカもさることながら、多くの子役が出演していました。

映画が公開されたのは2005年。2025年現在、20年が経ち当時の子供達ももうすっかり大人です。

バイオレット・ボーレガード役の女優の現在

同作品で「ガムを噛む女の子」というキャラのバイオレット・ボーレガードを演じたのは、アナソフィア・ロブさん。

当時、映画のプレミア上映のレッドカーペットでのインタビューで、「映画の撮影は信じられないくらい楽しかった。大好きな人たちと一緒に撮影現場に行って、ティムと一緒に仕事をして、ロンドンにいるなんて、すごくわくわくします」と話していました。

同映画に出演した当時は11歳でした。

アナソフィアさんは名門ニューヨーク大学を卒業し、現在は女優業のほかにモデル、歌手としても活躍しています。

2011年公開の映画「ソウル・サーファー」では、サメに襲われて片腕を失ったサーファー、ベサニー・ハミルトン役を熱演。

2013–2014年に放送された「マンハッタンに恋をして~キャリーの日記」はドラマ版「セックス・アンド・ザ・シティ」の前日譚で、アナソフィアさんは若き日のキャリー・ブラッドショーを演じました。

また、2024年にNetflixで公開された警察の腐敗と人種差別をテーマにしたスリラー「レベル・リッジ」でも裁判所職員として出演しています。

「レベル・リッジ」で、アナソフィアさんが母親役を演じていることにSNSでは「そんなに大きくなっていたのか」「最初気づかなかったよ」と驚きの声が上がっていました。

アナソフィアさんは自身の公式HPで、「私が興味を持っているすべての事柄をファンの皆さんにも知ってもらえる場所を作りたかった」と説明。

出演した映画の紹介や最新情報などのほかに、PayItForward(恩おくり)というページでは、応援している慈善団体への支援を呼び掛けています。

またアナソフィアさんは2021年に、エンターテインメント界専門の弁護士であるトレバー・ポールさんと結婚しました。

アナソフィアさんの演技は子供の頃も大人になった今も、常に心を惹きつけるものがあります。

Text by 千草ルシア