「パイレーツ・オブ・カリビアンにはもう出ない」エリザベス役女優の現在に「知らなかった」

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2003年に公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」。その後続編が公開され、現在までにシリーズ5作品が公開されています。

【動画】エリザベス役を演じたキーラ・ナイトレイの現在

4作目の「生命の泉」を除いた作品でエリザベスを演じた女優、キーラ・ナイトレイさんは正統派の美貌と高い演技力で人気のイギリス人女優です。

そんなキーラさんは近年、出演する映画の数を厳選しています。

キーラ・ナイトレイの現在

セレブに関するニュースやゴシップを扱う雑誌People誌がその理由を報じています。

キーラさんは2013年に結婚したミュージシャンの夫、ジェームス・ライトンさんとの間に2人の娘がいます。

子供が生まれてから、どの映画に出演するかをより慎重に選ぶようになったとのこと。

娘たちは母親の姿をスクリーンで観ることに興味を示さないのですが、キーラさんはそれは健全な事だと言います。

映画撮影に自分の人生のうちの長い時間を費やし、どこで撮影するのか、何を撮影するのかを自分でコントロールできない事などから、今後「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに出演するつもりは無いそうです。

2024年にキーラさんは、2人の娘のうち1人がディスレクシア(読字障害)の診断を受けたことを明かしています。

キーラさん自身も6歳の頃、ディスレクシアと診断されています。

ディスレクシアの成功者たちが参加する世界的な慈善団体「Made By Dyslexia」のインタビューの中で、子供の頃は母親が読む本を丸暗記して読んでいるふりをしていましたが、母親が読んでくれたことのない本を渡されたときに周囲はキーラさんが字を読めないことを知ったと話しています。

キーラさんは今でも台本を初見で読むのは難しいので録音して何度も聞いて覚えるそうですが、娘も同じやり方をしていて、素晴らしい記憶力を持っていると言います。

最近では、キーラさん主演のNetflixのサスペンス・ドラマ「ブラック・ダヴ」はシーズン2が製作されることが決まっています。

また、Netflixの「第10客室の女」というサスペンス作品にも出演予定です。

Text by 千草ルシア