飼い主に1ヶ月放置されガリガリだった犬 現在の姿に「涙が出てくる」

画像はイメージ(Flicker/ bfishadow

2021年12月、イギリスでスタッフォードシャーブルテリアのミックス犬「メイベル」が瀕死の状態で動物病院に運び込まれたのは、ちょうどクリスマス前のことでした。

【画像】骨と皮だけのガリガリだった犬

瀕死状態から回復した犬

この犬種の健康的な体重は約15kgですが、メイベルの体はあばら骨が浮き出て痩せ細り、体重はわずか7.2kgほどだったそうです。

当時の飼い主はメイベルを1ヶ月ほど放置していたようで、メイベルは栄養失調と脱水症状を起こして自力で立ち上がることもできませんでした。

動物病院に運び込まれて検査を受けたメイベルは、慢性的な貧血を起こしていることが判明。

しかし治療を受けると、メイベルはすぐに食欲を取り戻し、どんどん元気になっていったそうです。

わずか3週間で、メイベルの体重は5.5kg増え、保護されたRSPCA(英国動物虐待防止協会)の施設へ移りました。

2024年12月現在、6歳のメイベルには、新しい家族がいます。

引き取られた時、メイベルは神経質ですぐ吠える犬でしたが、今では家族に馴染み、体重も増え、自身を取り戻して元気いっぱいに過ごしているようです。

第2のチャンスを与えられたメイベルが、これからも永遠の家で幸せに暮らせることを願いたいですね。

Text by 都築ミロ