世界「最強の国」ランキングトップ20 日本はトップ10入り 米誌

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米国の時事解説誌USニューズ&ワールド・レポートが、国家ランキング「ベスト・カントリー・ランキング」を発表。1万7000人以上を調査対象として導き出されたこのランキングは26のサブランキングに分かれているが、そのサブランキングのひとつに「ワールド・モスト・パワフル・カントリー(最も強い国)」がある。指導者、経済的影響力、政治的影響力、国際同盟の強さ、軍事力の5つの属性を総合的に評価して選出されたトップ20の国々を見て行こう。

◆20位 シンガポール

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GDP:3740億ドル
1人あたりGDP(購買力平価):10万2573ドル
人口:570万人

シンガポールは19世紀にイギリスの貿易植民地として設立され、1959年に自治権を獲得。マレーシア連邦を経て1965年に独立した。独立国としては比較的新しい国だが、現在はアジアの4大経済大国の一つとなっている。また、アジア太平洋経済協力会議(APEC)事務局本部が設置されていることでも知られている。

◆19位 ブラジル

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GDP:1兆8800億ドル
1人あたりGDP(購買力平価):1万5388ドル
人口:2億1105万人

貧困、格差、統治、環境など深刻な問題に直面しているが、天然資源に恵まれ、農業、製造業も盛ん。コーヒーの生産量は世界トップクラス。広い国土には世界で2番目に長いアマゾン川が流れ、周辺に広がった熱帯雨林を含め、世界で最も多種類の植物や哺乳類、魚類が住むという。国連の創設メンバーであり、20ヶ国・地域グループ(G20)、BRICS、米州機構などの主要な国際機関にも参加している。

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Text by 西尾裕美