海外で「たまごっち」が大人気 かつてと比べ機能が進化

画像はイメージ(Flicker/ MIKI Yoshihito

1996年に現在のバンダイ・トイズから発売され、日本じゅうで大ヒットとなった「たまごっち」。

【画像】海外で人気を呼んでいる「たまごっち」

「せっかく育てていたのに、学校から帰ると死んでしまっていた」という苦い記憶を思い出す人も多いでしょう。

そんなたまごっちが今、海外のZ世代を中心に再び流行り始めているそうです。

海外でたまごっちがブームに

BBCによると、2022年から2023年にかけて全世界での売上が2倍になったことを受け、同社は2024年にイギリス・ロンドンで実店舗をオープンさせました。

発売から30年近い歳月をかけ、たまごっちはどんどん進化。

今ではWi-Fi接続機能のほか、オンラインで友達と繋がったりアイテムをダウンロードしたりといったことも可能になっています。

またNEW YORK POSTによると、その人気はファッションとしてハンドバッグなどに取り付ける人もいるほど。

バンダイ・アメリカ社のリズ・グランプさんは、「スマートフォンやタブレットで遊んできた近年の子供たちには変わったおもちゃに感じるかもしれません」としたうえで、「でも遊んでみると、とても馴染み深いものとなるでしょう」と述べています。

またZ世代だけでなく、かつて遊んでいたミレニアル世代の人たちからも、懐かしさから需要が高まっているといいます。

たまごっちの再流行に対し、世間からは「昔、親友と遊んでいたのを思い出す」「すごい進化していて驚いた」「私も懐かしすぎて思わず買ってしまった1人です」「昔のたまごっちの方がシンプルで良かった」など様々な声が寄せられています。

Text by 春野 なつ