メガデスからBABYMETALまで、多彩なラインナップ 日本の夏フェスに米紙注目
夏になると、日本では各地で夏フェスが開催されるが、日本の夏フェスについて、海外メディアはどのように報じているのだろうか?また、海外のフェスティバルにはどのようなものがあるのだろうか?
【日本の夏フェス5選】
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、日本の夏フェスについて、今年の出演者はスラッシュ・メタルのレジェンド、メガデスからキュートなメタルダンスグループ、BABYMETALやアイドルグループAeLL.までと幅広く、他では見られない組み合わせだとしている。そして直近のフェス、5つを紹介している。
1.フジロックフェスティバル
新潟県苗場スキー場で開催されるフジロックフェスティバルには、フランツ・フェルディナンド、ロード、マニック・ストリート・プリーチャ―ズ、アウトキャストなどのアーティストがやってくる予定。去年は11万1000人のファンが参加し、1万7000人がキャンプをした。
2.東京アイドルフェスティバル
第5回目となる東京アイドルフェスティバルはお台場で開かれ、東京パフォーマンスドール、スマイレージ、さくら学院、HKT48等が参加する。
3.ロックインジャパンフェスティバル
茨城県ひたちなか市で開催される。去年は3日間に渡って開催され、17万7000人が参加した。今回参加予定のアーティストは、マキシマムザホルモン、アジアン・カンフー・ジェネレーション、SEKAI NO OWARI、きゃりーぱみゅぱみゅ等である。
4.サマーソニック
東京、大阪の中心部から電車で少しのところで開催されるため、地方まで遠出したくないひとにおすすめの夏フェスである。去年の参加者は23万人で、今回参加するアーティストは、アークティック・モンキーズ、ピクシーズ、アヴェンジド・セブンフォールド、クラフトワーク等である。
5.東京ジャズフェスティバル
アーマッド・ジャマル、ハービー・ハンコック、チャカ・カーン、ベイビーフェイス等のアーティストが参加予定である。
【世界の夏フェス:ポーランド、スペイン】
『MTV NEWS』には、世界のフェスティバルがいくつか紹介されている。ここでは、ポーランドとスペインのフェスティバルを紹介しよう。
1.ポーランドのOpen’er Festival
バルト海の南にある、港町で開かれる、ファッション、アート、音楽のフェスティバル。アートファッション映画や、ファッションショーまで楽しむことができ、今年は、バンクス、ダークサイド、アール・スウェットシャツ、フォスター・ザ・ピープル等がやってくる。
2.スペインのBenicassim
バレンシアとバルセロナの間の、バレアレス海に面したビーチサイドの町で開かれる。お祭り騒ぎが好きな人にとっては天国のようなもので、フェスティバル自体は4日間のみであるものの、8日間キャンプをすることもできる。2014年は、M.I.A.、アレッソ、エリー・ゴールディング、チャーリー・エックス・シー・エックス等がやってくる予定である。
【世界の夏フェス:カナダ】
英ガーディアン紙によれば、カナダで開催されるミュージックフェスティバル、バス・コートで、ネイティブアメリカンの尊厳のために、参加者がネイティブアメリカンのヘッドドレスを身につけることを禁止した。バス・コートは、2009年に設立され、ブリティッシュコロンビア州で最も重要なダンスミュージックフェスティバルの1つである。
主催者は次にように述べている。「なぜ人々がネイティブアメリカンのヘッドドレスに魅了されるのかは、理解できます。それらは、素晴らしく美的なものです。しかし、精神的な意味、文化的な意味、そして美的な意味というのは、分離することはできません。バス・コートフェスティバルは先住民の地で開かれ、私たちのポリシーは、このヘッドドレスに関するネイティブアメリカンの見解や希望に沿うものとなっています。 彼らの意見が、私たちにとって重要なのです」