パリ五輪の選手をまとめた集合写真に批判の声 海外の反応

ASSOCIATED PRESS/Rebecca Blackwell

現地時間2024年8月11日、パリ五輪の閉幕式が行われ、スポーツの祭典が幕を閉じました。

【画像】「差別ではないか?」と物議を醸したパリ五輪の選手集合写真

今SNSでは、パリ五輪の成功を記念したアスリートの集合写真が物議を醸しています。

パリ五輪の集合写真が物議

スポーツネットワークであるユーロスポーツが、8月12日公式X(旧:Twitter )にパリ五輪の選手集合写真を投稿。

「地球上で最も素晴らしいショー 。パリ 2024、私たちは決してあなたを忘れません」と綴り、活躍選手をクローズアップしました。 

写真には、男子陸上100mの金メダリストである米国のノア・ライルズ選手を中心にパキスタンのやり投げ金メダリスト、アルシャド・ナディーム選手や、競泳で三冠を達成したカナダのサマー・マッキントッシュ選手らが中央に映っています。

今回のパリ五輪で最も金メダルを獲得したのはアメリカで、40個。

次に中国がアメリカと対の40個、日本は3位と健闘し、20個のメダルを獲得しました。

ところが、写真にはアジア人の姿が見えず、唯一射撃で銀メダルを獲得した韓国のキム・イェジ選手が確認できるだけでした。

これに対しネットでは、「日本人はどこに行った?」「アジア人に対する職業差別?」などの批判が挙がっていました。

海外ユーザーからも、「日本はメダル獲得数3位なのに、この場にいない」「ヨーロッパ人はアジア人が見えていないのか?」と疑問の声が上がっています。

多方面の課題が指摘されたパリ五輪。

2028年のロサンゼルス大会では改善されることを期待したいですね。

出典:Eurosport

Text by 本間才子