リアル機関車トーマス、静岡を走る “絶対行きたい!”故郷イギリスのファン歓喜

 静岡県の大井川鐡道で今年夏、本物の蒸気機関車の「きかんしゃトーマス号」が走行する予定だ。日本ばかりでなく海外ファンの注目も集めている。海外メディアはその人気ぶりを報じている。

【リアル機関車トーマス】
 日本でのトーマス人気は高く、富士急ハイランドにはトーマスランドがある。トーマスランドのホテル、機関車トーマスをテーマにした「トーマスルーム」も人気だ。タカラトミーとバンダイによるトーマスグッズも販売している。

 今回リアルトーマスを企画した静岡県の大井川鐡道は、実際に蒸気機関車を運行し乗客を観光地へ案内している。『IB Times』によると、観光客増加と蒸気機関車への興味を維持する目的で、鉄道オーナーがソニー・クリエイティブプロダクツと共同で、7月からのリアル機関車トーマス運行を企画した。大井川鐡道が保有するC11形227号機を使用し、新金谷~千頭間を1日1往復する予定だ。鉄道ファンはすでに興奮気味だという。

 夏のイベントに向けて、3月にはやはり『機関車トーマス』に登場する日本の蒸気機関車「ヒロ」を展示していた。すでに数百人という子どもたちが、駅で試験走行を見に集まっており、夏休みイベントのチケットは売り切れを見込んでいる。

【『きかんしゃトーマスとなかまたち』】
 『機関車トーマス』は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師と息子のクリストファーによる原作絵本に最初に登場した。ブリット・オールクロフト氏による『きかんしゃトーマスとなかまたち』というテレビ番組で、人気のキャラクターとなった。

 スポークスマンは、「トーマスたちはソドー島から来た。故郷と同じように美しい島国である日本に登場するのは驚きではない」、と語る。いかに本物に近づけるかという点で、技師たちは当初、機関車から出る煙がアニメ内でのトレードマークである白い煙になるようにするのに苦心した、と『Daily Mail』は報じている。

【海外ファンも興奮気味】
 『Daily Mail』には、興奮気味のコメントが寄せられている。

・トーマス大ファンの息子がもう24歳でよかった。
・3歳の息子がこのニュースを見る前に消して欲しい。
・素晴らしい!行きたい!
・半年前なら日本にいたのに!また行かなくちゃ。
・きかんしゃトーマスに乗りたい。この夏は家族を連れて日本へ行くことにする!
・目が動いたらもっと最高なのに。


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NewSphere編集部
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Text by NewSphere 編集部