チョコレートプラネットは「アメリカズ・ゴット・タレント」で何がウケたのか

法務省 ウェブサイトを加工して作成

お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出場しました。

【動画】「アメリカズ・ゴット・タレント」でウケをとったチョコレートプラネット

「チョコレートプラネット」が「AGT」に出場

「アメリカズ・ゴット・タレント」は2006年から続く、アメリカのオーディション番組。

参加者が多彩な才能を披露し、審査員や観客の投票で進出が決まるという人気長者番組です。

予選に出場した「チョコレートプラネット」の松尾駿さんと長田庄平さんは、持ちネタのキャラクター『TT兄弟』に扮して登場。

生活の中に隠れている『T』を探すというネタを披露しました。

最初のネタは、『朝のT』。「ティ・ティティ・ティティティティ」の掛け声とともに、紅茶のTea(ティ)にかけて「モーニングT」を表現しました。

観客からは笑いと共に、「どういうこと?」と困惑の声が上がっています。

次に、野球の滑り込みでセーフを意味する、審判のポーズで『T』を披露。

さらに、「これ以上Tはないの?」と探す2人は、舞台のそでにいた司会のテリー・クルーズさんを指さし「ティ・ティティ・ティティティティ」。

テリーさんも登場し、『T』の合唱で観客も盛り上がってきます。

映画「タイタニック」で、ローズとジャックが両手を広げる有名なシーンを『T』で表現すると、審査員のソフィア・ベルガラさんが「死にそう」と大ウケする場面も。

2人は最後に「アメリカズ・ゴット・タレント」の『T』にもひっかけて観客を巻き込んだ大唱和でパフォーマンスを締めくくりました。

ネタを終えた後、審査員のホーウィー・マンデルさんが「君らは、最高(テリフィック)」と称賛し、「この単語、何から始まるか知ってるよね」と話を振ると、もちろん2人は『T』のポーズを決めました。

審査員のハイディ・クルムさんは、「何が起こっているかわからない」と困惑気味のコメント。

一方ソフィア・ベルガラさんは、「完璧。個性的なネタで盛り上げてくれたわ」と高評価を示しました。

常に辛口で有名なサイモン・コーウェルさんはというと、「とても面白い、2人の映画を作るべき」とパフォーマンスを絶賛しました。

こうして4人の審査員から合格をもらい、2人は見事予選を通過しました。

アメリカで、『TTブラザーズ』ブームが起こるかもしれませんね。

Text by 本間才子