会社の制服代が自己負担 若者が「なぜ払わないといけない」と不満

画像はイメージ(Flicker/ Paul Dennis

仕事へ行くために、自己負担でお金がかかるのは一般的なのでしょうか。

会社で着る制服代が自己負担になっている若者の話が、TikTokで話題を呼んでいます。

制服代が自己負担であることに不服な従業員

@twirlyenough

late stage capitalism hell scape

♬ original sound – Kipp! ???

その出来事を投稿したのは、キップさん。

キップさんは15歳の頃、友人がファストフードの「Arby’s(アビーズ)」で働いていました。

友人はそこで働くにあたり、靴やズボン、さらに特定のベルトまで自分で買わなければならなかったそう。

キップさんは友人の話を知り、「なぜ店が着用を求めるものにお金を払わなければならないの?」と疑問を抱いたといいます。

キップさん自身、倉庫内でオンライン注文の荷造りの仕事を冬にしていた際、スウェットを持ち込むことは許されなかったことがありました。

その上会社が指定する制服に4,500円を支払い、着ることを強制されたそうです。

キップさんが働いている今の仕事も制服は支給されましたが、靴は全て自己負担だったとのこと。

社員割引を使っても、1万円かかったといいます。

キップさんは昼食代についても、「従業員は一生懸命働いてお金を稼ぎ、稼いだお金を仕事に再投資しなければならない」と不満をもらしました。

「制服代は自腹」という規則に、キップさんは「まるで詐欺です」と語っています。

報酬を得るために課せられる出費に、納得がいきませんね。

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Text by 本間才子