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アメリカ児童の昼食に革命!?弁当ブームじわり…「キャラ弁」格差も問題に?

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アメリカ児童の昼食に革命!?弁当ブームじわり…「キャラ弁」格差も問題に?

 新学期が始まり、我が子のお弁当作りに、毎朝精を出すお母さんたちも多いはず。子供のお弁当と言えば、広く浸透したのが動物や人気キャラクターをかたどった「キャラ弁」だが、今やそのブームはアメリカにまで到達したようだ。ソーシャルメディアにはアメリカンなキャラ弁が続々とアップされ、話題になっている。

◆今や弁当はBento。日本式が人気に
 アメリカのお弁当と言えば、紙袋やビニール袋に入れたサンドイッチと1人分サイズの袋入りポテトチップスに丸のままのフルーツというイメージ。そんなアメリカで、和食ブームも手伝ってか、日本風の弁当箱を使用したお弁当が人気を得ているという。米シアトル・タイムズは、仕切りのある『Bento Box』は、コンパクトで見た目もよく、さまざまな食品を詰めて、多様な味が楽しめると説明。繰り返し使えるので、環境にやさしいことも、支持を得ている理由らしい。

 この弁当箱コンセプトは、子供達のランチ・ボックスにも取り入れられ、仕切りのあるトレイや小分け用の入れ物を使用し、サンドイッチや野菜、フルーツをクリエイティブに盛り付けたお手製ランチが登場。アナ雪のエルサをかたどったサンドイッチや、ハート型のパイナップルを詰めたアメリカ版「キャラ弁」が、ソーシャルメディアを賑わせている(Tech Insider誌)。

◆キャラ弁には、家族の愛と工夫がいっぱい
 インディアナ州に住むミッシーさんは、フルタイムの仕事に復帰後、娘のペイトンちゃんに毎日キャラ弁を作り、その写真をInstagramに載せている。母親の愛を、毎日娘にビジュアルで思い出してもらえるというアイデアが気に入っているというミッシーさんは、お弁当が娘に笑顔を与え、ハッピーにしてくれるのがうれしいと語っている(Tech Insider誌).

 キャラ弁作りに熱を入れるのは、ママだけではない。ビジネスマンで3児の父でもあるボー・コフロンさんは、「ランチボックス・ダッド」の名で知られており、その非凡な才能で、薄切りパン、パスタ、バナナなどを、映画やテレビで人気のキャラクターに変えてしまう。「アイデアはほぼ、うちの子供たちから得る」というボーさんは、弁当を作るようになって、我が子たちが見るもの、聞くもの、読むものにより注意を払うようになったという。「作品」は自身のブログで公開しており、多くの家族に創意工夫のあるお弁当作りを教えたいと述べている(Ellen TV.com)

◆キャラ弁ブームでイライラも
 Tech Insider誌は、キャラ弁に対してオンライン上で批判的な意見があることも伝えている。時間のない母親たちからは「今週は何を娘に持たせようと考えるだけで、パニックモード」、「サンドイッチの耳をうまく切り落とすだけでも大変なのに、それに彫刻を施さなきゃいけないの?」などのコメントが噴出。手間のかかるキャラ弁が心配の種になっているようだ。

「親は完全である必要はない」をテーマにしたサイト『Scary Mommy』 のブロガー、キム・バウワー氏はキャラ弁に大反対。娘に自分が持たせたかわいくない弁当の不満を聞かされ、「私より素晴らしいお母さんが(その人はPinterestのアカウントを持っていると確信しているんだけど)、ディズニーに触発された形式で、『愛』をいっぱいお弁当箱に詰め込んで、毎日お子さんを学校に送り出しているようです…そのお母様、とってもありがとう。あ・り・が・と・う」と、皮肉を込めて述べている。

 米USニューズ&ワールド・レポート誌は、手作り弁当を持たせられない家庭も多いと指摘。全米で1700万人以上の生徒が無料、または割引のランチを学校のカフェテリアで食べているとし、我が子にキャラ弁を作ることができるのは、収入と教育がある親が中心だと述べている。

(山川真智子)

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