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ロシア副首相辞任 その裏事情は?

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 ロシアのプーチン大統領は8日、スルコフ副首相が提出した辞表を受理した。
 大統領報道官はスルコフ副首相の辞任について、「本人の希望」であり、「大統領令を実行できなかったため」と述べた。前日にプーチン大統領は閣議で、1年前の3期目就任初日に発令した大統領令の進展具合を確認したという。
 スルコフ氏は10年間、メドベージェフ前大統領とプーチン大統領の大統領府副長官を務めた。プーチン体制を「管理された民主主義」と呼び、その理論的指導者として知られた。しかし2011年12月に反政府デモ拡大を受けて副首相に転身していた。
 海外各紙は、今回の突然の辞任にはロシア政府の思惑が絡んでいるとみている。

【メドベージェフ首相への影響】
 今回の辞任でメドベージェフ首相の地位も危うくなると海外各紙はみている。
 スルコフ氏の辞任は大統領府第一副長官らとの対立が原因で、「有力長官らはメドベージェフ氏を追放したい」という政治コメンテーターの見解をニューヨーク・タイムズ紙は掲載した。

【「スコルコボ」計画絡みか?】
 先月、メドベージェフ首相が推進するモスクワ郊外の「スコルコボ」計画をめぐる横領事件が浮上し、今週初めに同計画担当のスルコフ氏が捜査委員会を批判した。
 財団から75万ドルを受け取ったとされるポノマリョフ氏が反政府デモの指導者だったことも問題となっていた。同氏は金銭の受領を認めたが、デモ開始前の2011年11月に契約を終了していたと述べ、デモの資金として使ったことは否定した。
 同氏は10月にプーチン大統領に解任されたゴボルン地域発展相、11月に汚職疑惑で解任されたセルジュコフ国防大臣に言及し、「政敵がメドベージェフ氏周辺を攻撃している」と述べたとフィナンシャル・タイムズ紙は報じた。

【ロンドンでの捜査当局批判】
 スルコフ氏は1日、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでのスピーチでも、捜査委員会が「スコルコボ」の財政を握っているとして批判した。これがプーチン大統領がスルコフ氏を解任する引き金となったとフィナンシャル・タイムズ紙は報じた。
 「(スルコフ氏の辞任は)ロンドンでのスピーチが原因」「副首相が、特に外国で捜査当局を非難するのは政治的に正しくない」というロシアの富豪・レベジェフ氏の見解を同紙は掲載した。
 捜査委員会のマルキン報道官は7日、政府機関紙で「ターゲット・オーディエンスの前で批判した」としてスルコフ氏を非難した。

 政府報道官は「スルコフ氏の辞任は個人的な決断で、スコルコボや同氏と捜査委員会間の最近の論争とは関係ない」とロシアの通信社に語ったとウォール・ストリート・ジャーナル紙は報じた。

(Newsphere編集部)

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