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ベルルスコーニ氏、「有罪」 それでも政治生活への影響がない理由とは

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 イタリアのミラノ地裁は7日、ベルルスコーニ前首相(76)に対し、金融スキャンダルに関する捜査上の秘密情報を親族が所有する新聞社に漏らした罪で、禁錮1年の判決を言い渡した。この事件は、保険会社の大手銀行買収をめぐる司法調査に関するもの。検察は、ベルルスコーニ氏が、政敵議員と保険会社前トップとの盗聴記録を入手し、弟が所有する新聞社紙に渡したと主張していた。地裁は、盗聴記録を公開した弟にも禁錮2年3ヶ月を言い渡した。
 なおイタリアの法律では、控訴審が終わるまで服役しなくてもよい。本件は、控訴審が始まる前に時効を迎えると予想されており、ベルルスコーニ氏が収監される可能性は低いという。
 海外各紙は、山積みになっているベルルスコーニ氏の容疑を挙げ、裁判所との“戦い”を取り上げている。

 スキャンダルの多さで有名なベルルスコーニ氏は、本件以外にも数々の不正行為の容疑がかかっている。例えば昨年10月に発覚した脱税事件については、検察が禁錮4年などを求刑しており、3月23日に判決が下される。また児童買春と隠蔽を図った疑いで起訴されており、判決は3月18日に下される。イタリアの大学教授は、これを受け、このような不正容疑が続けば、彼はいかなる場所でも政治に関わるのは難しくなるだろう、と推測した。
 一方で、「昔からベルルスコーニ氏に対する見方は、悪人と犠牲者とで二分されており、大きな変化はないだろう」との声も上がっているようだ。

 ベルルスコーニ氏は、これまでに数多くの疑惑がありながら、全ての容疑を否定し、あらゆる方法でかわしてきた。同氏や支持者たちは、裁判所の“偏見に満ちた”判決を批判し、裁判制度の変革を求める発言さえあるという。

(Newsphere編集部)

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