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サーカシビリ グルジア 旧ソ連構成国のひとつであったグルジアで議会選挙が行われ、ロシアとの関係改善を訴えた大富豪イワニシビリ氏が率いる野党6党連合「グルジアの夢」が勝利を収めた。サーカシビリ大統領は2日、与党「統一国民運動」の敗北を宣言した。

Financial Timesの報道姿勢―イワニシビリ氏のねらいと課題―
 イワニシビリ氏がロシアとの関係改善を模索しており、グルジアは「地域的なプレーヤー」であると考えていると紹介した。2004年の革命で政権をうちたて、欧米との関係強化を図りロシアとの軋轢を招いたサーカシビリ氏と違いを明らかにしている。ロシアのメドベージェフ首相も、「対話を始めるつもりである」とコメントし、関係改善に前向きであることを示唆した。
 一方、イワニシビリ氏の課題を2点指摘している。結成して日が浅い6党連合をまとめきれるかどうかと、来年10月まで大統領としての任期が続くサーカシビリ氏と協力できるかを挙げた。

International Herald Tribuneの報道姿勢―アメリカから注目―
 今回の選挙は欧米諸国から注目を集めたと報じた。特にアメリカにとっては、旧ソ連圏諸国の中でも信頼できる同盟国だったためだ。サーカシビリ氏は、野党連合の親ロシア路線を批判しつつ、グルジア国民の決定を尊重するという姿勢を示した。

The Wall Street Journalの報道姿勢―平和的な政権交代だが今後に懸念―
 WSJは、旧ソ連圏では珍しく平和的に行われた政権交代だと評価した。結果については予想外で、刑務所での拷問映像がテレビ報道されたことが政権不信を招く1つのきっかけとなったと指摘した。イワニシビリ氏は、「すべての国と良好な関係を結ぶ必要がある」と答えており、親欧米姿勢が急激に変わることはないともいえる。ただ、サーカシビリ氏の政治を強く批判するなど、両者の対立に不安が残ることも指摘した。

(Newsphere編集部)

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