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米、中国の尖閣進出など強くけん制 “ロシアのクリミア併合”追従を警戒か

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米、中国の尖閣進出など強くけん制 “ロシアのクリミア併合”追従を警戒か

 アメリカのヘーゲル国防長官は5日来日し、総理大臣公邸で安倍首相と会談した。ヘーゲル長官は「我々の長年にわたる同盟関係は万全であることを保証する」と述べ、かつ安倍首相の集団的自衛権容認への取り組みを「歓迎する」と評価した。

 またヘーゲル長官は6日、小野寺五典防衛相とも会談。後の共同会見では、尖閣諸島問題や防空識別圏設定などをめぐる中国の一連の動きを批判すると共に、北朝鮮への抑止策としてイージス艦2隻を日本へ追加配備することを発表した。

【その1:北朝鮮対策】
 イージス艦の追加配備は、北朝鮮による中距離弾道ミサイルのテストからわずか2週間足らず後の発表となった。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、このミサイルは日本を標的に捉える範囲の飛距離を持つという。

 アメリカの北朝鮮対策にとって日本は肝であり、北朝鮮対策として日本に2台目の弾道ミサイル早期警戒システムも既に設置済みである、と同紙は伝える。

【その2:中国対策】
 ニューヨーク・タイムズ紙によると、ヘーゲル長官は、東シナ海、南シナ海における昨今の中国による強引な勢力拡大策を批判。長官は「大国は、大国なりの責任ある行動をとるべきである。太平洋の小さな島嶼であろうがヨーロッパの大陸であろうが、勝手に周囲の国境を侵略したり軍事力で脅したりしてはならない」と述べ、ロシアのクリミアに対する動向を含ませつつ中国の動きを牽制したという。

 フィナンシャル・タイムズ紙はこの件に関し、「オバマ政権、地域の領土争いに軍事力を使うなと中国に警告」と報じている。同紙によると、東アジア・太平洋担当のダニエル・ラッセル米国務次官補は「中国にはロシアのクリミア編成をお手本と見ていた向きもあるかもしれないが、昨今のロシアに対する制裁によりその見方も弱まっていることだろう」と分析しているという。

【米軍は今後アジアに重点?】
 アジアの同盟国は「アメリカはいざというとき本当に自分たちを守ってくれるのか」という不安を抱いている、とウォール・ストリート・ジャーナル紙は指摘する。

 ウクライナは正式なNATO加盟国ではないが、長きにわたり両者は軍事的同盟関係にある。しかしウクライナへのロシアの動きに対し、アメリカは今のところ軍事的対応を取っていない。そのことが日本を始めとするアメリカの同盟国にとっては懸念材料となっている、と同紙は分析している。

 同紙によると、今回の訪日は、イランとアフガニスタンでの紛争が終結しつつあることに伴い米軍はその重点をアジア地域へシフトし、より同地域を重視する方針であるという米政府のアピールであるという。

【”意地悪な高校生”のような中国】
 ニューヨーク・タイムズ紙は、4月下旬に中国の青島で開催する国際観艦式に、日本の海上自衛隊だけが招待されていないことに言及している。

 国際観艦式とは、他国から招いた軍艦を並べ、国際親善や防衛交流を図る記念式典のようなものである。同紙によると、今回の式は各国海軍を招くシンポジウムと同時に行われる予定で、日本以外の同シンポジウム参加国全ての艦船が招待されているという。つまり、日本だけが仲間はずれにされているような状態だ。

 米国防関係者はこの中国の対応を「まるで気に入らない子だけを邪見にするハイスクールの子供のよう」と指摘する。米国防省は、海上自衛隊が招待されないならば、米軍も艦船派遣を見送ると発表していると同紙は伝えている。

 ヘーゲル長官は7日、日本を離れ中国へと向かう。同紙よると、米国防省は「この件についてヘーゲル長官が中国と話し合う予定はないが、いずれにせよ話題にはあがるだろう」との見解を示しているという。長官の訪問先は青島の中国人民解放軍施設も含まれるというだけに、今後が注目される。

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(Newsphere編集部)

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