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朴大統領、日本との首脳会談は“オバマの顔を立てただけ” 譲歩の可能性は低いと英米紙は悲観的

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朴大統領、日本との首脳会談は“オバマの顔を立てただけ” 譲歩の可能性は低いと英米紙は悲観的

 安倍首相は23日、オランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミットに出席するため、羽田空港を飛び立った。現地時間24、25日の会期中、安部首相と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領による初めての首脳会談が、アメリカのオバマ大統領の仲介で行われる予定だ。この三者会談が、歴史認識問題などで揺れる日韓関係の緊張緩和に結びつくのか、海外メディアも注目している。

【ハーグでの進展には疑問符】

 安倍首相と朴大統領の会談は、両者が昨年就任して以来、一度も実現することはなかった。それだけに、今回の三者会談が日韓両国の関係改善のきっかけになると期待する声も多い。

 しかし、ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)やAFP通信によると、三者会談の議題の中心は、核安全保障サミットにちなんだ北朝鮮の核開発問題となる見込みだ。WSJは「歴史認識問題などのデリケートな問題は脇に置かれるだろう」と報じている。

 またフィナンシャル・タイムズ紙(FT)は、特に韓国側が、譲歩の姿勢を見せることはないと予想する。最近の韓国の世論調査では、安倍首相は、北朝鮮の金正恩第一書記よりも嫌われている。61%の回答者が10点満点で「0点」と評価した。同紙は、こうした国民感情に逆らって、朴大統領が現時点で日本に友好的なスタンスを取るのは、「政治的なリスクが高すぎる」という、アナリストらの見方を伝えている。

【ハーグでも首脳会談を開催する中韓の接近は日本のせい?】

 三者会談の実現の背景には、アメリカの強い呼びかけがあった。そのため今回は、朴大統領らがオバマ大統領の顔を立てたに過ぎない、という見方もある。

 AFP通信によると、安倍首相は出発前、オバマ・朴両大統領と「東アジアの安全保障問題について、ざっくばらんに意見交換したい」と語った。

 一方、朴大統領は、中国の習近平国家主席との二者会談を行い、日米と天秤にかける形で、北朝鮮問題を話し合った。ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)によると、先月、ワシントンで「ジャパンディスカウント」的なロビー活動に参加した韓国の学者が、朴大統領と中国が急接近していると警告した。その原因は日本にあるので、アメリカに対し、韓国との同盟関係を重視するならば、日本に譲歩を迫るべきと訴えたという。

【オバマ訪問も争いのタネに?】

 4月には、オバマ大統領の訪日・訪韓が予定されている。FTによると、当初、オバマ大統領は韓国には立ち寄らず、日本に2日間滞在する予定だったが、韓国のロビー活動によって訪韓が日程に組み込まれたという。NYTはこの動きを、日韓関係改善を目的にした訪問そのものが「新たな競争のタネになってしまった」と皮肉を込める。

 NYTはまた、グレンデール市での慰安婦像の設置など、韓国がアメリカで繰り広げている官民を挙げた「反日プロパガンダ活動」を詳しく紹介。安倍首相は先月、国会で、「そのようなプロパガンダは子どもたちの代に大きな影響を及ぼす危険がある。強力なPR活動などの対抗策を検討したい」としているものの、劣勢に立っているとみている。

 同紙は、日韓の争いは依然として収まる気配はなく、いつの間にかアメリカが「戦場」にされてしまったと嘆く。こうした現状から、米国メディアは総じて早期の関係改善には懐疑的だ。

 一方で、韓国外務省からの情報として、従軍慰安婦問題を含む懸案を話し合う日韓の実務者協議が予定されていると報じられる(WSJ)など、関係改善に向けた水面下の動きも取りざたされている。

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(Newsphere編集部)

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