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坂本龍一氏、「放射線治療拒否」の飛ばし記事を一蹴 海外も批判的に報じる

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坂本龍一氏、「放射線治療拒否」の飛ばし記事を一蹴 海外も批判的に報じる

 世界的な音楽家で作曲家の坂本龍一氏(62)が木曜日、自身のがんを公表した。当面の間、活動を休止し治療に専念することになる。

【坂本氏のがん公表】
 坂本氏は6月上旬、喉に違和感を覚え、同月末に中咽頭がんであるとわかったという。中咽頭がんは喫煙との関わりが深いとされる。坂本氏も長年愛煙家であったが、胸の痛みをきっかけに9年前に鍼治療で禁煙に成功、以来一度も喫煙していないという。

 公式サイト上では、「熟慮の末、しばらく治療に専念することにいたしました。(略)自分の身体あっての仕事ですから、このような苦渋の選択をせざるをえませんでした」「必ずきちんと治して戻ってまいります」とのメッセージを伝えている。

 氏の事務所エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社によると、ゲストディレクターを務める札幌国際芸術祭2014のイベントやコンサート、7月30日のパークハイアット・東京の開業20周年コンサートへの出演を見合わせることになった。復帰の予定は未定で、がんのステージについてのコメントも避けた。『アニメニューズネットワーク』(ANN)は、活動は休止するものの創作活動は続けるようだ、と報じている。

【世界の坂本龍一】
 坂本氏は1978年にイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)でデビューした。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、独創性のある素晴らしいキーボード奏者、プロデューサー、作曲家であり、ポップ・ロックからボサノヴァまで幅広いジャンルをカバーする、と評価している。

 映画『戦場のメリークリスマス』に出演、また音楽を担当したことから映画音楽作曲を手掛けるようになった。1987年、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストエンペラー』では、アカデミー作曲賞を受賞した。2009年にはフランス政府から芸術文化勲章を受勲している。昨年はベニス国際映画祭の審査員を務めた。また2011年の東日本大震災以降は、脱原発活動家としても活動している。

【日本ではスポニチの「飛ばし記事」が問題に】
 スポーツニッポンは7月10日付の一面、「放射線治療拒否 坂本龍一氏反原発貫く」との見出しで、正式発表に先駆けてスクープした。反原発活動の先頭に立ってきたという立場から、咽頭がんに効果があるとされる放射線治療を拒否している、という内容だ。「放射線治療まで拒否する不屈の闘病は、国内外に強烈なメッセージを発信することになりそうだ」と締めくくっている。

 この記事はネット上で拡散したが、「原発問題と放射線治療は別次元の話」とするコメントが大多数だったと、『J-CAST ニュース』は報じている。ファンや脱原発派からは「本当に本人が言ったのか」と疑う声も相次いだという。

 その後、坂本氏のマネージャーがツイッターで記事内容に事実誤認があることを示唆。坂本氏本人もツイッターで、「ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」とコメントした。同サイトは、治療法をめぐる報道はスポニチの「飛ばし記事」である可能性が大きいと報じている。AFPも一連の騒動を報じ、坂本氏のマネージャーが無責任な報道を批判していることを取り上げている。

 なお所属事務所は今後も氏の治療法について公表はしないという。

※本文中、がんの診断時期について誤記がありました。お詫びして訂正いたします。

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(Newsphere編集部)

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