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STAP細胞研究“間違いとするのは時期尚早” 海外メディアは静観の構え

  • カテゴリー:社会
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STAP細胞研究“間違いとするのは時期尚早” 海外メディアは静観の構え

 小保方晴子博士が1月30日に科学雑誌「ネイチャー」に「STAP細胞」に関する2本の論文を発表した。これは、哺乳類の成熟した細胞を弱酸性の水溶液につけることで、細胞が初期化し万能細胞に変化するというもので、再生医療に新たな地平をもたらすと脚光を浴びた。

 しかし現在、論文は不適正との批判に晒されており、共同執筆者の一人である山梨大学の若山照彦教授が論文を撤回するよう他の執筆者に要求していると報じられた。

【共同執筆者が撤回を要求】
 今回問題となっている論文では、発表直後から不適切な部分がある、写真が加工されているとの批判があった。それに加えて、論文で使用されている写真が小保方博士の博士論文に使用された、全く別の実験のものであることが露見したとネイチャー誌のニュースブログが伝えている。

 NHKのインタビューに応じて若山教授は「正当性をチェックするために、一度論文を取り下げ、正しいデータと写真を準備して、論文は正しいと堂々と証明するのがいい」と述べている。若山教授は手元にある資料を第三者機関による精査のために提供する用意があるとも付け加えた。

【ハーバード大教授は研究結果を擁護】
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じるところでは、別の共同執筆者であるハーバード大学医学大学院の再生医学者チャールズ・バカンティ教授は、「いくつか間違いはあった、しかしそれらは結果に影響しない」と今回の研究結果を擁護する。

 バカンティ教授は10日に小保方博士と話したといい、彼女も論文を支持する側に立っていると述べた。「データも結論も真に正当で価値があるのに、このような重要な論文が同僚からの圧力によって撤回されるなら、それはとても悲しむべきことだ」とバカンティ教授はインタビューで述べている。

【結論は慎重に吟味することが望まれる】
 STAP細胞の作成は世界各地で追試が行われているが、シンプルな筈のメソッドで多くの科学者が再現に失敗している。これに応じて理研は、再現実験のための「コツ」のリストを発表している。

 ロイター紙は、イギリスの国立医学研究所の幹細胞専門家、ロビン・ラベル=バッジ教授の言葉を引用し、研究が間違っているという仮定について、時期尚早であると警鐘を鳴らす。「私はこの件について偏見を持たない」とラベル=バッジ教授はロイター紙に語った。「メソッドが再現可能かどうかについて、各地の研究所からの報告を待っている」

 ネイチャー誌のスポークスマンは、「この論文に関する問題」はネイチャー誌の注意を引き、調査が行われると述べ、それ以上のことは明らかにされていない。理研は内外の科学者のパネルによって調査を行い、結論に到達しだい公表する。ロイター紙もウォール・ストリート・ジャーナル紙も共に、調査結果を待つ構えのようだ。

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(Newsphere編集部)

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