アメリカで話題、バター入りコーヒー 脳活性化やダイエットに効果との声も

 USJで先日オープンしたハリー・ポッターの世界では、子供でも飲める不思議な飲み物「バタービール」が話題のようだが、アメリカではいま「バターコーヒー」なる飲み物が流行りはじめているという。

【バターコーヒーって何?】
 バターコーヒーとは、その名のとおりコーヒーにバターを入れたものである。アメリカでは別名「Bulletproof coffee(防弾コーヒー)」といういささか変わった名前で呼ばれているらしい。CBSサクラメントによると、これはバターコーヒーの生みの親であるデイブ・アスプレイ氏による命名が由来だという。

 シリコンバレーの起業家であったアスプレイ氏は、チベットを旅行中に出会った「チベット茶」にヒントを得てバターコーヒーを思いついたとのこと。チベットのお茶とは、ヤクの乳のバターを入れたもので、当地では伝統的な飲み方であるという。

 気になる味は、コーヒーにリッチでクリーミーな風味が加わった感じ、とのことだ。そもそもバターもミルクやクリーム同様、乳製品の一種であることを考えれば、コーヒーとの相性は悪いはずがない。バターコーヒーをメニューに取り入れているカフェの店主は「バターは様々な料理や食品に使われているのだから、コーヒーに合わせたって何ら不思議ではない」と『DNAinfo Chicago』に語っている。

【痩せるとの噂も?】
 このバターコーヒー、アメリカでは実は、味よりもむしろ「新たな健康ブーム」として話題なのだという。しかし、よりによって「カフェイン」と「脂肪」の合体が、一体どう健康に良いというのだろうか。

 CBSサクラメントによると、朝1杯のバターコーヒーを実践している人達からは「元気がでて、脳が活性化される」、「食欲が抑えられるためダイエットに効く」等の感想が得られたという。その中のある女性は「バターコーヒーを飲むと、食は少量で済むのに元気が出る。一時は140kgまでいったこともある自分が、以前ほど体重管理に苦しまなくなった」と語っている。

【バターコーヒー以上に斬新なドリップにも注目】
 さて、バターコーヒーを試してみたいという気になってきた方、気になるのは味だろうか、はたまた健康だろうか。

 いずれの場合にせよ、味も健康も、こだわるなら淹れる際の「水」も大事なのは言うまでもない。そこで、バターコーヒー以上に斬新な、こんな抽出方法を試してみてはいかがだろう。なんとドリップする際に一緒に浄水までできてしまう方法があるのだ。

 その秘密は、この224porcelainの「カフェハット セラミックコーヒーフィルター」にある。 このフィルター、なんと濾紙を使わない。フィルターに直接豆をセットしてお湯を注ぐという画期的な品で、多孔質性セラミックという特殊な土による遠赤外線効果とミクロの穴が水のカルキ臭や不純物を取り除き、ドリップしながら浄水器の役目も果たすのである。

 しかも濾紙を使わないということで、繰り返し何度も使えるエコな品だ。さらにスタイリッシュなクローバー型コースターのおかげで、いちいちフィルターを持ち上げることなく注いだ湯量が確認できるという優れものである。

 焼き物本来の美しさと自然由来の機能、その両方を兼ね備えたこの逸品、一杯のコーヒーにくつろぎと優雅さをくれることだろう。

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Text by NewSphere 編集部