“あの日本人美女は誰!?” 英ヒットチャート1位PVの主演女優、ネット騒然

 イギリスで1月19日にリリースされ、2月8日付全英シングル・チャートで2週連続1位獲得を決めたクリーン・バンディット「ラザー・ビー」。イギリス出身の4人組エレクトロ・ミクスチャー・ユニットの4曲目となるこの曲は、何度でも聴きたくなる軽快なラブソングに仕上がっている。

 しかし、サウンドだけではなく、この曲のプロモーションビデオ(以下PV)も話題になっているのだ。このPVは日本を舞台に撮影されており、「クリーン・バンディットのファン」設定の日本人女性を主人公に、ストーリーが展開していくのだ。Youtubeのコメント欄では、曲への感想とともに、「主人公の女の子が美しすぎる!」と話題になっている。

【主演の女性は誰?】
 同バンドによって作成された、「ラザー・ビー」ウィキペディアページによると、主演は女優の安部春香さんということが判明した。拠点はロンドンで、映画「47RONIN」やイギリスのドラマ、ショートフィルム作品などに出演経験があるようだ。

 不思議な雰囲気と透明感のある彼女の存在は、PVの中でもサウンドとマッチしており、ネットユーザーたちが注目している。

 Youtubeには、下記のようなコメントが寄せられている。

・このPVに出演している女の子は誰?誰か名前を教えて!
・最初、この日本人の女の子がヴォーカルかと思ったわ。なんてセクシーで美しい子なのって!
・彼女になってくれないかな!

【興味深い彼女の素の部分とは?】
 彼女の経歴は、「東京練馬に生まれ、ニューヨーク、ロンドンで幼少時代を過ごし、日本へ。その後中学、高校時代を日本で過ごしたのち、18歳で俳優を本気で目指すためにロンドンへ留学し今に至る」だという。

 彼女のフェイスブックページでは、ファンからの書き込みに対して、丁寧に返信している。「ラザー・ビー」がイギリスで1位を獲得したことについて、ファンから「あなたがPVの中で良い演技をしたからだね!」というコメントもあった。対して、「私はただ雇われの俳優として出演しただけよ!でも本当に嬉しい、ありがとう!」という謙虚な姿勢を見せた。

 また、英メディアのインタビュー記事内で、「私はオタクなんです。実家が今お台場にあるのですが、実家に戻っている時はガンダムの大きな像を眺めるのが楽しみ」と答えていたり、ファンページの書き込みは基本英語なのだが、たまに彼女が日本語で書き込みを行う際、一人称が「おいら」になっていたりと、意外な一面を持ち合わせているようだ。

 今回のPVの影響で、イギリスで有名な日本人の一人になりつつある彼女の今後の行方が楽しみだ。是非日本のテレビで活躍する姿も見てみたいところである。

Rather Be feat. Jess Glynne

Text by NewSphere 編集部